税理士独立したらホームページを作るべし

30.9 税理士として顧客もいないのに独立しちゃったら、これだけはやっておいた方がいいと思うこと。

1、税理士会の支部へ顔を出す。

仕事がなくてヒマなのだから、税理士会の支部へ顔を出し、他の税理士さんとコネクトを作っておく。別に仕事をもらえる訳ではないけれども、支部でなければ得られない情報が必ずある!あ、裏情報という意味ではないです。

人数が多い都会の支部だと、支部で友達が作りにくいみたいです。なんと、東京の税理士会では、税理士会の研修会すら「ネットで見てね」らしい。私は神奈川県なので、研修に行くと必ず知っている先生がいるよ。こそっと、迷っているケースの意見を聞くこともあるよ。(3分程度で終わらせること!)

2、借金をする

日本政策公庫からお金を借りるべし。200万円では足りなかった。軌道にのったら繰り上げて返済できる(事前に確認しておくといいと思います)ので、自分の貯金や家族の経済状況に応じて多めに借りましょう!

後述の事務所経費や営業経費にどれだけつぎ込むかによって、金額は変わると思いますが。私はワンルームの事務所で広告費ほぼなし、勉強・研修会費はどんどん使う、という戦法でやっていますが、経費はかなり使う。

自宅開業で主婦が副業程度に開業するなら、経費はかからないけど。

3、ホームページをつくる

ホームページは、耳慣れない言葉があるけど慣れれば大丈夫。課税資産の譲渡等みたいなものだから、大丈夫、ほんとに大丈夫。

ドメイン名(このHPの場合はmina-office.com)、はずっと使うので、作る時には練っておく!メールアドレスも作れるので、長いと面倒くさいよ。

ホームページは、まずはしょぼくていい!

事務所名・税理士名・連絡先・お問い合わせ、これだけあればいい!料金表などは後から追加できるから大丈夫。

で、グーグルに紐づけして、フルネームで検索したら出てくるようにしておきます!

分かんないけど、とりあえずなんとかしたいって人は、7万円くらい握りしめて井ノ上先生に連絡すればよい。(行ったことない私が言うのもなんだけど。)

私の会社でも、ホームページ作成は受けております!補助金申請もやってるよ~。報酬は30万円~といい値段なので、自作を頑張って!

4、名刺をつくる

名刺をつくる。アスクルで安い名刺をつくろう。100枚で2000円位なので、2パターン作りましょう。

営業用の顔写真付きのパターン。(営業用)

事務所名と名前と連絡先だけのパターン。(いかにも税理士風のやつ)

色んな営業さんと会うことになるので、200枚ずつは作っておくべし。

5、司法書士・社労士・弁護士の仲間を見つける

作りたてホヤホヤの名刺を持参し、士業の交流会へ行こう。司法書士・社労士・弁護士の知り合いを作っておくべし。

独立してクライアントに聞かれたとき、「登記?いくらかかるのか分かりません、ネットで探せば?」は避けるべき。

信用できる司法書士に見積もりをとり、必要書類はある程度、司法書士に渡せるようにしておけば、クライアントの利便性があがるし、信頼度もあがるよ。司法書士側も、税理士経由であれば税理士が本人と面談をしているので精神安定剤になると思う。(妄想です。本当は税理士経由だと報酬が安くて嫌かもしれないけど・・・)

もちろん、税理士に直接的なメリットはないけどね。クライアントはなんでも税理士に聞いてくるし、その都度「分かりません」だとクライアントの不満が溜まる。

他士業から仕事をもらおうなんて甘い!税理士の場合、関連士業に仕事をお願いすることが多いので、数人ずつ知り合いを作っておくべし。交流会が何故いいのかというと、なんとなくの人となりが分かるので。

1人に頼り切りだと、その先生に断られたら困っちゃうので数人は必要。特に弁護士さんは名刺交換の時に専門分野を聞いておこう。(名刺に名前しか書いていない弁護士だと仕事を欲しがってないと思う)

6、名刺は不十分

他士業の司法書士や社労士・弁護士に「この相談は受注の範囲なのか聞きたい、見積もり聞きたい」という場合、名刺だけだと困る。

まず、他士業に仕事を依頼したいと思ったとき、自分がどうしたのかというと。顔写真付きの名刺があったので面識を思い出し、名前を検索し、ホームページから問い合わせをした。

急いでいた案件では、ダイレクトに電話をしたわ。出てくれたから他を探す手間が助かったわ。

ふと思うけど、名刺に書かれた小さい文字のメールアドレスをペシペシと入力するようなマメな人は、士業に依頼しないんじゃないか。

「名刺にメールアドレス書いてるので、メールください」って言う人がいたけど、これは失敗ね。

ホームページあるので、よろしければフルネームで検索してみてね!梨のブログ書いている」がいいと思います。

意外にも、名刺交換をした後、ホームページの「問い合わせ」から連絡をもらった経験があって。

だから、ホームページは電話帳代わりに必ず作るべし!料金表をつけると尚可

7、営業と言う考え方

営業が苦手だから税理士という人もいるだろうけど、それはそれでいいと思います。

自分が独立して営業に出ると、名刺交換をめっちゃくちゃするようになる。世界が広がるので、楽しいよ。ま、営業と言っても経済リサーチだったりするので、仕事がとれなくても学べればいいじゃない。

なんか、交流会のような営業色の強いイベントに参加して、何のリターンもなかったと肩を落とす人がいますが(私です)、真夏のアイスの行商じゃあるまいし、いつでも税理士を探しているってことはないよ。仕事なんて、メタルスライムみたいなもんでしょ。

たいていは、「うちは信頼している税理士さんがいるからなぁ」とか言われるので、それは普通です!

「よいことですね!仲良くしてください。ところで、何屋さんですか?最近、そちらの業種で話題になっていることってどんなこと?」と情報収集して帰ってくる!

話題の単語だけ覚えておいてそれに絡めた税務のブログでも書けばよろしいのでは。

8、それでも仕事がない場合

もう、顧客も見つからなくて貯金も底がつきそうなら、諦めて就職すべし。税理士会に相談すれば、きっと受け入れ先はある。ノラネコ生活はやめるんだ!

開業して勤務に戻ったらカッコ悪いとか思うなら、最初から独立なんてするな!甘えるんじゃない!

勤務時代とは、違った世界が見れるよ。束の間の夢かもしれないけど。

で、地獄になる前に、逃げる道があるのが税理士、だ!

投稿者: 小野寺 美奈

税理士。相続診断士。FP。 川崎市・東京多摩地方を中心にした、地域密着・現場主義。 税務の記事はご自身で税法を確認されるか個別に有料相談に来てくださいね。