30.10.17 本日は市民シンポジウム。セリフ練習。
私の所属する税理士会では、初めての試み(他の税理士会では開催済)の市民向けの公開講座として市民シンポジウムを行う!1チームあたり25分の演劇をやるよ。全部で4チーム。
私は、シナリオ作成に大きく携わり、構成をたて、小道具を作り、批判に受け答えし、他人の意見に文句付けて、当日は妻役を演じる!
罰ゲームではありませんぜ。
・ひとりがいいの?みんながいいの?
私は自称シナリオライターとして何作ものシナリオを作成し、怒られ作り直し、みたいなことを1年くらいやっている・・・。何パターン作ったんだろう。5つかな?
と言っても、グループ研究なので他のメンバーの意見も集約しているので、私がすべてシナリオ作成ではないのであるが・・・。
他メンバーから指摘を受けて直し、意見を貰って考え直し、イチから作り直し、怒られて戦って、怒られて練り直し、怒られてふてくされ、怒られて怒られるという過程を繰り返し。(怒られてばっかりじゃないか!)
他人が入る良さはあるけど、結局のところ本当に自分が意図していたことは大抵実現しないということは組織の限界だよね。どっちがいいのかな。使い分け、なんだろう。
なんだか、陣痛ばかりの思い出ですが、なんとか産道まで来たわ。意見交換は自分一人では見えなかった世界が随分見えた。組織を利用しなければ、成しえないことはある。
ひとりでなければ、成しえないこともある。
・階層を合わせるべし
満ち足りた人は、冒険しないんだよ。昨日の勉強会でも話があった。お腹いっぱいの人は、買い物をしない。腹ヘリの人は、余計なものを買う。
お金がある人は、冒険をしないんだよ。貧乏人は工夫をするのだ。
どっちがいいかといえば、満ち足りてお金がある方がいいに決まっている!
このように、勝ち組の先生方と、私みたいな雑草負け犬と一緒に何かをしてはならぬわけだ!
どっちも不幸なのだよぅ~。
・潜在顧客を起こす
ところで、なぜ私がこんなに張り切っているのかというと。
今の消費者に対して、税理士をアピールしておかないと、潜在顧客が育たないと思うわけ。
私は税理士会に協力してコネを持つぞウシシみたいな野心はなく、ただただ、仕事とカネが欲しいだけ。
もう一度言いますが、名声など不要!まともな仕事とカネを希望!
てかさ、業界のこと考える暇があったら自分のことを先にちゃんとやれって感じね。ほんとね、そんな正論聞きたくない。
しかし、勝ち組の先生は、納税者に対して「税理士ってこんなに税法を知っています!」をアピールしがち。・・・否定しません。
昔は税理士先生の知識しか頼れなかったし。インターネットがなかったし。
それにさ、税理士のあり方って、人によって様々なんだよね。
・こんな風に思われたい
私は、市民シンポジウムで劇を行い、納税者から
「ほー。税理士に依頼していいんだ」とか、
「案外こんなフランクに接していいんだ」とか、
「税金計算をちょろまかしてはくれないんだ」とか、
「あっ便利」とか、
「ちゃんと説明してくれる」とか、
「ちゃんと考えてくれる」とか、
「税務調査では納税者の味方をしてくれる」
とかって思ってもらえればいい訳!
そうすれば、給与所得者が会社から独立下請けさせられるような時に、「そういえば税理士に相談してみようかな」ってなると思うんだ~。だってさ、税理士って、普段どんなことしてるか分からないし。
・税理士をアピールしてくれ~
これから、国税庁はAI税務相談を始めるわけで、ある種単純な税務の取扱いなど税理士にカネ払って聞く人はいなくなるよね。そうすると、税理士の陰が薄くなるよね。
今でも、税理士は会計・税務ソフトに数字を入力する人って思ってる人はたくさんいるんだよ。実際そうなのであるが、ちょっと「会計・税務ソフトに数字を入力する」の意味が分かってない人が多すぎる。
だから、今から「税理士はカネかかるけど依頼してみようかな」と思ってもらえるようにアピールすべきだと思う訳だ。効果は随分先なのだけど。
なので、私の所属する(てかリーダーをやっている。やらされている。)チームのシナリオでは、なるべく面白い感じにしてワハハと見て帰ってもらいたいわけ!で、ちゃっかり税理士のPRをしておきたいわけ!
・税理士会の掟どこまで
見ていて楽しければ広告ではなく娯楽になるわけで、しかしそこは税理士会の会費を使っているわけですから、ある程度真面目にやらなくてはならぬ。
どこまで相手に譲るのか、あんまり体当たりしているとメンタルをやられる・・・。譲歩すれば作品はテキトーだ。こんな選択に何度もぶつかって、結局妥協したことが多い。今のシナリオも、ベストでもベターでもないよ、普通だ、普通!!
税理士会という組織を利用しての税理士マーケットの拡大。うまくいくかしら、さて。