消費税は地元にいくら落ちるのか

30.11.11 消費税が10%に上がる見込みですが、消費税はわが街に、おいくら落ちるのでしょうか?

10,000円の何かを購入した場合、800円の消費税がかかる。

800円の内訳は、630円が日本国へチャリン。170円が地方へチャリン。という仕組みです。地方税法を見てみよう。

(地方消費税の税率)
第七二条の八三 地方消費税の税率は、六十三分の十七とする。

平成31年10月1日から消費税が10%になった場合、10、000円の何かを購入すると1,000円の消費税がかかる。

1、000円の内訳は、780円が日本国へチャリン。220円が地方へチャリン。という仕組みです。

(22/78)が地方消費税。なお、軽減税率8%は6.24%が国税で1.76%が地方税。(国税庁HPより)

では、地方ってドコ?という問題について。ざっくりとだけども、220円は県と市町村で分けるんだって。(8%の場合も軽減税率の場合も同じハズ)

だから、10,000円の何かを購入すると、1,000円の消費税がかかり、うち780円が国庫へ入り、うち110円が神奈川県に入り、うち110円が川崎市に入る、らしいです。

まぁ、税金だからいいことに使われるよ。

一般の方に、消費税は国税と地方税に分かれていることをドヤ顔で言ったところ、「えっわが町に1000円の消費税が全て使われると思ってた」という反応が返ってきましたので、ご報告いたします。なお、私もそう思っていました!消費税法を学ぶまではっ。プチ豆知識でした。

国税は集めて、地方のお金が足りないところへ補給(地方交付税交付金)しています。あなたの街は貧乏ですか?大丈夫ですよ!

川崎市はこの補給がありません。自分たちで頑張るんだ~。

(ちなみに、ふるさと納税で地元の個人住民税が減収となっても、この交付税交付金で75%ほど、国から補給されます!なお、川崎市はこの補給がありませんぜ。おかしな制度、ふるさと納税。)

日本国と地方へ合計1000円は、事業主(お店)がお届けします。この段階で、事業主(お店)がフトコロへ入れてしまい、お店が使ってしまうのはヘンだ!よね。

これが、消費税の益税問題と言われるものです。ズルではなく、合法です。制度上の問題であり、今後はインボイス制度が予定されていて、本当に最終消費者が負担した消費税が納税されるという仕組みになっていきます。

投稿者: 小野寺 美奈

税理士。相続診断士。FP。 川崎市・東京多摩地方を中心にした、地域密着・現場主義。 税務の記事はご自身で税法を確認されるか個別に有料相談に来てくださいね。