30.12.7 「地図から見るマーケティング」のセミナーに参加@かわさき商工会議所
株式会社ゼンリン社の関連会社の方が講師。
マーケティングは、「地元?オイラが一番知ってるよ、あなたは街のこと知らないでしょ?」と思う人にこそ大事らしいです。
そういう見方があるのか~と思うことが多かったわ。なるほど、ちょっとのことで人の印象は変わるし、ちょっとのきっかけで随分変わるのかもしれない。
コンビニ出店の秘訣などのお話もあり。起業の際の事業計画書の数字の参考の仕方など、とても勉強になったわ。
他にも、マーケティングの仕事されている、ならではの視点・観点が多くて楽しかったわぁ。
少し、「そのものズバリ」ではなくて関連ワードが当たりやすいみたいね。
自分が売りたいものではなくて、相手が欲しそうなものを売らないとならぬ。しかし、それが難しいんだよね。うぐぐ・・・どうしたらよいのか。
で。そういう「これやればうまくいく」の方法は自分で考えないとならぬと。ほんと、そうなんだよね。360度、好きな方向に歩いて行けるときって、目印がないから迷子になっちゃうんだよね。そもそも、ゴールすら分からないという。
困り続けてもうすぐ2年じゃないか。
さて、セミナーの後半では、地図マーケティングの商品の使い方についてのレクチャー。
うーん、なんか税務ソフトの操作説明会みたいで私はそれを望んでいなかったのですが・・・。パソコン画面を映し出してクルクルやっていて酔っちゃう。
この数年で変化の著しい武蔵小杉のデータがこともあろうに2016年という・・・。そんな古いデータだと、、、
衝撃的だったのは、「個人情報が特定されないデータと地図を組み合わせた資料」を見た時。
これは・・・マーケティングには、超、役に立つよ。
ほぼ、飛び込む営業先が特定できちゃう。昼と夜の人口状況なども把握できてしまう。
名前こそ出なくても、地図上で家と想定収入と家族構成がうっすら分かってしまう。
これは、カード会社からのデータ(カード会社は情報を販売しているので)などを基にしているかららしい・・・。検索データなどもかな?地図情報を付けたSNSも含まれるのかな?
こわっ
ほらね、だから情報化社会って嫌だって言ったの。データを吸い上げて利用するって、こういうことなんだから。
キャッシュレス化社会ってこういうことよ。便利さと引き換えに、何を犠牲にするのか。
購入傾向をゲットして、収入と家族構成をうっすら把握して、趣味嗜好品を組み合わせたら、ほら、あなたという人間が欲しいものは「データ」で決められちゃう。あなたの意思に関係なく。
このような状況に私は違和感があるわ。「あなた」のデータだけが利用されて「あなた」が尊重されていない気がする。