確定申告期 稼ぐど!皮算用

30.12.12 来年の確定申告期の税務支援、応募日の締め切り迫る!

税理士業界では、個人確定申告期である、1月・2月・3月中旬までは稼ぎ時であるっ!

この時期で、独立系若手税理士は、税理士会費を稼ぎ出さねばならぬ。家賃もね!

・地道なレベル上げ

まずは税務支援業務でレベル上げ。まずはお金にならなくてもスライム相手に地道にレベルを上げる、みたいな感じ。メタルスライムも狙うけど、まずは「皮のたて」を手に入れるところから。

基本は大事ですっそれに、税理士会支部からでなければできない仕事は、積極的に受けよう。ベテランになったら回ってこないかもしれないし。

・週に何日働ける?

税務支援業務だけではヒマすぎるので、バイトもします。せいぜい週3くらいまでじゃないかしら。初年度はパッツパツに入れるのもアリだけど、万が一、仕事の依頼があったらどうするの!打合せ日がないよ!

あっちこっちにいい顔して、自分の仕事を受注できないくらいヨソにいい顔するのは良くないよ!「困ってるみたいだし、せっかく声かけてくれるのは有難いし」みたいな気持ちは捨てるんだ!昨日のわたし、聞こえるか!いい顔すると周りが迷惑するんだよ、分かったか、わたし!

別に、私じゃなくても、先方は誰でもいいんだから!

・結局、大して儲からない

と、まぁここまで、この3か月間で60万円くらいは稼ぎたいところ。無理だけど。・・・勤務していた方が、お金もらえていた気がするけど、そういう都合の悪い事情は見えないふりしよう。

自分の仕事をゲットするのが一番やりがいがあるし、お金にもなる。バイトは所詮、ヘルプだから。

・気分が暗くなりました

・・・・さて、暗い気分を払しょくするため、先輩風を吹かせていい気分にさせていただくことにするわ。

税理士会が受託する税務支援業務は、いくばくかの報酬も出るけど、多くは期待するほど稼ぎにはならない。

といっても若手には非常に助かるし、普段は接することが出来ない一般納税者である、年金受給者や小規模事業者とお話しできるのがいいよ。

普通にバイトする方が、お金になるが・・・。この時期にしか出来ないことを積極的にやるべし!

・応募方法や当選確率は支部による

税理士会の各支部は、それぞれ募集方法や当選確率は違うと思うけど、我が支部は比較的当選しやすい。今は、ね。

2月~3月中旬までの税務支援事業の応募は、本年は12月12日に締め切られた。滑り込みギリギリセーフで申し込み!どのくらい当選するのかは、お楽しみなのであるが、この時期だけのバイトのシフトとのにらめっこになるんだよね~。

全部当選しても行けるようにシフトを組むよね~。税務支援業務は、窓口が分かれているらしい。

支部によっては、税務支援業務について日にちの被りとか気にせず応募OKという場所もあるかもね。人数が多い所とか。

しかし・・・。若手税理士は肝に銘じることだ!

「おのでらさぁ~ん♪税務支援、被っちゃったから代わって♡」なんて、この時期にしか言われないからね!調子に乗るとわたしみたいになるよ!

・登録初年度の確定申告税務支援事情

なお。

本年の税理士試験で5科目目に合格した方は、おそらく直近の確定申告期の税務支援の割り当てはありません

なぜなら、税理士登録した頃には、税務支援の担当者がずらりと決まっていて(でなきゃ困る)、うまくいけば補欠当選するかもしれないけど、税理士バッチがもらえるのが一番早くて3月上旬(私は4/4)なわけで。まぁ、初年度は諦めて

私は合格した年の翌年1月に申請をして、3月22日登録なので、税理士登録年の税務支援は出来ず。合格したらすぐに確定申告のバイトしたかったわ~。

・マッハ税理士登録日はいつ?

マッハの速さで税理士登録申請しても、2月下旬登録でございます。

「マッハの速さ」の秘訣は、合格発表と同時に所長から実務経歴書を書いてもらい印鑑証明書をもらい、自分の「身分証明書」や戸籍を区役所等でゲットし、事務所予定地に大家さんに事務所開設のOKをもらい、登録申請書を手書きで記載し、登録免許税を支払い、その他の関連資料を揃えて税理士会に提出する!

なお、毎月25日くらいに「当月受付分」は終わるように記憶しているわ。なお、登録課が休みという日もある。キャーッ!

もはや、合格と同時に登録・開業希望者には、いばらの道ね!開業しても、いばらは続き、さらにトゲが大きくなる。今思えば何を騒いでいたのだと振り返る・・・。

・独立開業登録への道

そういう訳で、2世の方はともかく、勤務中の受験生・・・失礼、勤務中の合格者は、一旦所属税理士として登録する人が多いんじゃないかしら。税理士登録をしてもしなくても、ガタガタ言うのが所長と言う生き物らしいです。

合格即独立の方は、まずは元所長から実務経験証明書を書いてもらわないといけないし、事務所予定地も用意しないとならない。他人の事情が絡むものは、思い通りにいかないので、ある程度時間がかかるかもなぁ~と思った方がいいかも。

私の場合、事務所の下見は済ませていて物件はすんなり。心配していた、元所長からの実務経験証明書も思いのほかすんなり貰えたので、1月下旬のギリギリに申請書が出せたのでした。

結局、色々ねじ込んで1カ月でも早く登録しようとバタバタやりました。だって、税理士登録すれば、すぐに仕事が舞い込んでくると思ってぇ!かわいそうなわたし。

しかし、ちょうど通年の税務支援の募集に間に合ったので、とってもよかったですわ。事務所を借りたら、やはり一日でも早く登録して営業活動をしたいと思うんだよ。

(関連過去記事)税理士試験合格から、税理士登録まで → https://mina-office.com/2017/04/05/zeirishi-toroku/

なお、最初に仕事が取れたのは7月の相続案件でした。それまで、短期のバイトに行ったりして。

・税理士のバイトは戦略的に

バイトはお金が助かったけど、結局どこかに勤務しちゃうと、「明日?オッケー!」という若手ならではの手軽さがなくなっちゃう。

夕方過ぎに「お電話いただいたようで、折り返しました。え、他の税理士に決めた?・・・そうですか」みたいなことになっちゃう。(しかし、そんな夢みたいな電話は1回しかない。99%はワクワクして営業電話に折り返しの電話してた)

まぁ、タイミングって大事だよね~。

しかも、仕事は重なるよ。仕事が仕事を呼び、ヒマがヒマを呼ぶ。

・・・・。

またしても気分が暗くなりましたので、今日のはなしはおしまい。

投稿者: 小野寺 美奈

税理士。農業経営アドバイザー試験合格者。認定経営革新等支援機関。相続診断士。FP。 川崎市・東京多摩地方を中心にした、地域密着・現場主義。 税務の記事はご自身で税法を確認されるか個別に有料相談に来てくださいね。