31.3.10 税理士の既得権益でしょうか?無償独占(タダでも税理士以外が他人の税金について取り扱ってはダメ)はなぜか?
税理士の資格を持っていない人は、他人の個別具体的な税金相談をしちゃダメなんだよ!税理士法があるから。無料でもダメ。
税理士の資格を持っていない人は、他人の税務申告書を作っちゃダメなんだよ!税理士法があるから。無料でもダメ。
税理士より、知識がある人はいるよね。それでもダメなんだ。タダでやってあげてもダメ。
なんでだろうね?
税理士業務(税金の相談や税金の申告書を作成)の無償独占はなぜあるの?
そう聞かれたら、私はどう説明すればよいのでしょう。
ふと、薬に例えたらどうかなって思ったの。
医者からの処方箋って医者にしか作れないし、さらに調剤薬局からでなければ、実際の薬をゲットできないよね。クスリに詳しいかどうかではなくて、免許の問題なんだよ。
薬は、法律で薬の受け渡しを束縛しておかないとならない。道端で薬をゲットできないように、法律整備されているんだよ。
これって、医者や薬剤師の既得権益って思う人は少ないと思うんだ。
だって、薬は間違えると死ぬじゃん?だから、薬剤師さんって必要じゃん。専門的知識を持って免許を持っているってことは、ちゃんとやるってことじゃん。安売りできないシステムになってるのよ。
税理士だって、薬剤師みたいに考えたらどうかしら?
薬の場合、医者がヒアリングして判断して処方箋を作るよね。
税金の場合、税理士がヒアリングして判断して税務申告書を作るよね。提出先は税務署なのであるが。
市販薬もいいんじゃない、税金の場合、自分で調べて税務判断をしたり税務申告書を作るのが一番いいんだよ。
税理士は免許を持っているってことはズルを見逃さないってことだよ。知識の差は・・・・税理士と他の方では、そんなにないかもしれないよ。だってさ、今は国税庁ホームページなどで散々調べれば、分かることも多いんだから。
散々調べればわかるからって、税理士以外の人に税務相談や税務申告を頼んじゃダメ。
なぜなら、税金はちゃんと取り扱わないと、みんながルーズになってしまってしまうから。
薬は自分の痛みを和らげるけど、税金は自分の財布が痛むじゃん。だからってみんながルーズにやっちゃうと、税収不足で国が死ぬじゃん。
国が死なないように、税務申告や税務相談は税理士にしか許されていない。それが税理士法の無償独占なのじゃないかしら。
健康保険の提示があっても、税理士報酬は値引き致しませんので、そこんとこよろしく・・・・。
・・・税理士報酬が安売りできるシステムになってるのってどうなんでしょうね?将来の税務手続きや税務相談についてどう考えるべきなんだろうか。
税理士の役割というものが、分からなくなるときがあって、いっそ税務調査に特化したらいいのかしら、なんて思う時があるよ。
・・・いいえ、立ち合いではなくて、取り締まる側で!