税理士2年生 確定申告反省会

31.3.24 税理士登録して2年目の確定申告期。バイトに明け暮れました!

去年、大して自分の仕事は増えなかったので。本年は去年の反省を踏まえ、バイトと税務支援三昧でした!結構しんどかった!

(関連過去記事)税理士1年生 確定申告反省会 → https://mina-office.com/2018/03/17/1th-hanseikai/

1、税務支援

私の所属する支部では、人数が少ないため税務支援の公務(?)は割と当選しやすい。支部によっては、公募すらない、支援業務すらないところもあるのかも。

なお、自分の受任案件には繋がりません。

税務支援の内容は、多摩区役所の税務支援(主に年金受給者の方の生命保険年金や医療費控除について、国税庁HPに入力して上げる仕事)・青色申告会(申告書のチェックと代理送信)・JA(申告書のチェック)・商工会議所相談員、かな。

確定申告期の税務支援は、普段は税理士が接することが少ない納税者と話せるチャンスなので、しんどくて面白い。

青色申告会(JA)は、瞬発力が試される。ゆっくり考えれば分かるのに、ということが多いよ。反省点が多いね。ひらめきが悪いよ。

2、他事務所のヘルプ

本年も他事務所のヘルプ。事務所によって作業工程や考え方が違っていて面白い。もちろん、税務判断も違うんだろうね。

友達の家に初めて泊まりに行ったときって違和感あることが多くない?あんな感じ。

「へー、ここにコレを置いておくと便利」

「ええ?なんでこんなこと?」

みたいなこと色々。沢山の案件に触れることは、スキルアップに繋がるよね。

1つの事務所でその事務所の色に染まることは素晴らしいこと。そして、たくさんの事務所の色を知って自分を作り上げることもいいこと。(というようなことを月影先生もおっしゃっています。マヤを劇団つきかげから破門にしたときのアレです!)

気になるところかもしれませんが、他事務所については一切お話ししませんので。

3、自分で受任出来た仕事

何気に3月に入ってから「やっぱり自分じゃできなかった~」と駆け込み案件がありまして、本年はちょっといい思いできたわ。年間の事務所家賃代と税理士会費はペイ出来ると思う!やったー!

(なお、本年はHPからの仕事はなかった( ノД`)シクシク…)

3月は少し余裕を持たせておくのがいいかも。と思いつつ、最終週はしっかりヘルプに行けました。

ヘルプから戻ってから、夕方以降に自分の仕事。なかなか、ハードな2年目の確定申告期でした~!

4、確定申告反省会

ヘルプ案件は気を遣うので、後半になってくると集中力が落ちる。3月に入ると、確認作業に時間がかかるよね。(そんな時間もないから早く資料くださいとしか)

申告書を手にすると、集中力が消耗しちゃうんだと思う。そう考えると、何でもかんでもホイホイ仕事を受けるのも考えものかもね。ヘルプ案件で集中力使っちゃって、自分の案件でミスったらどうしようもないもの。

余力を考えながらヘルプするべきね。

期限間近だと心の余裕もなくなるのでカリカリしてくるよね。まぁ、しょうがないよ。忙しくて自分勝手になっちゃったことを反省。

といっても、渦中の際には「絶対に申告を間に合わせるんだというプロ意識のあらわれ」とでも独自解釈をして、イライラしちゃう自分を責めないことが大事だと思います。(3/14に連絡してくる人もいます!)

仕訳は何度も見直さないから一度で決めなさい、申告書については1度で完璧に済ませなくても申告時に間違えなければいい、申告書作成後は1日置いて再度ざらっと眺めてから申告しなさい、と、かつての所長が言っていました。わたしはそれを守っている。

来年は少し余裕を持った範囲でのヘルプを行うべきね。今回よりは少しヘルプを減らそうかしら。(といっても来年も声がかかるのか不明)

繁忙期について、色々な意見がある訳でありますが、わたしは繁忙期賛成派。クライアントもこの時期は気を遣ってくれてその気持ちが嬉しい。税理士が本当に必要と思ってもらえるのは申告の時だけだよね。その時に頑張りたいと思う。(そして事務所経費を稼ぐ)

なお、わたしは申告後はなるべく早く本人控えを送っているため、申告期限後の処理は自分の控えの整理程度なので少ないです。

なんとか無事終わりました、税理士2年生の確定申告期。みなさんお疲れさまでした!

投稿者: 小野寺 美奈

税理士。農業経営アドバイザー試験合格者。認定経営革新等支援機関。相続診断士。FP。 川崎市・東京多摩地方を中心にした、地域密着・現場主義。 税務の記事はご自身で税法を確認されるか個別に有料相談に来てくださいね。