2019.6.10 本日は、わたしが所属する税理士会の支部定期総会です!支部定期総会レポート。
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1、税理士会の定期総会はツマンナイか
税理士会の定期総会など、シャンシャンの予定調和で出席してもつまらない。定期総会になど、行ってもなーんにも変わらないし。エライ人の決まりきったスピーチ聞くだけな定期総会。時間の無駄!と思われているかもですが。
でも、わたしは参加してくるの。割と面白いのですよ。
あのね!参加もしないで文句言う人はアホよ!
税理士になったのですから、税理士でなければ出来ないことをしよう!
支部の定期総会はそれぞれ違うんでしょうけれども、同じ支部の税理士同士で支部活動としてこうだったよ、お疲れさん、来年はこうやっていくね。だいたい前年踏襲だから大丈夫、という報告を聞いてOKして終わり。
2、意見を言ってくる。
我が支部では区分所有マンションの1室を支部で所有していて、拠出金の負担について毎年ヤンヤの質疑応答がある。
便乗して、わたしも質問しちゃうんだよ。(*`艸´)ウシシシ
(1)所属税理士について
所属税理士やプア層について短期スパンで考えてちょうだい。
所属税理士ね!所属税理士は給与所得者であるから、開業税理士と同じような費用負担を求めるのはどうなのかと。だから、支部会館の拠出金負担(我が支部をやめた時返金される)について、一律の金額で負担を強制するのはいかがなもんかと。
ここでの私の言いたいことは、「所属税理士をどう考えるんだ」ということと「支部会館の拠出金は強制してよいのか(貧乏人もいるよ)」ということです。
なお、私は入会時に支部会館拠出金を耳揃えて支払ってますから!私が苦しいから言っているんじゃないから!
(2)効率的な会務運営
業務効率化を長期スパンで考えてちょうだい。
将来、執行部になることを考えると、現在の会務運営では負担が重すぎます。
毎年税理士が学ぶべきことが増えている。会務運営への参加で勉強する時間がとられて知識不足となれば、税理士としての資質が問われることになる。
会務の効率化を推し進めていただきたい。
人数合わせのためのイベントなどは減らすべき。長期スパンでご検討いただきたい
という要望を行い!グダグダの話だからあんまり伝わっていなかったのであるが。
執行部の回答としてミックスすると、会務の縮小は考えていない。会務参加は頑張ってほしい。広くみんなに関わってほしい。業務効率化は15年ほど前から言われている。
ということでありました。趣旨を伝えてられていない。反省いたします。
3、昔の税理士業界
私は思うのであるが、
昔ながらの慣習は見直すべきだと思う。税理士さんの頭の中にある税務知識だけが頼りだった昔と、国税庁HPが税理士の仕事を奪っている現在とは条件が違うよ。
それに、先輩税理士に頼り切りでどうするのよ?まずは自分で考えてそれでも答えが出ない時に頼るすがる、としても、先輩税理士は上司ではないのだから当たり前に教えてもらえると思っている若手は甘えですよね。(そもそも税理士同士で先輩後輩はない)
はい、甘えですよ。簡単に先輩税理士に教えてもらおうと思うなよ、と。アドバイスを求めるなら、金払って聞けよ、失礼だろ、と思うこともあります。そういう気概でいるから、ベテラン税理士も「教えてあげるんだから言うことを聞け」みたいになってくるんだよ!(といいつつ、金も払わずに支部の税理士にこっそり相談しているのはナイショ。今は本会の相談室や有料の懇話会などで代替は出来てしまうかも)
昔は国税庁HPがなかったから、税務知識に関する本を読んでる時間をシェアしあって教え合っていたんだと思うけど、今は違うでしょ?欲しいのはベテランの経験則なわけですよ。
4、現在の会務執行
①他の団体への挨拶という仕事
現在の会務の会議はどうなっていますかね?定例会に参加してみると、どこそこへ参加して来ました。という報告がメイン。稀に参加いただいた会での内容をシェアしてくれることがあり。そんなこと聞けるときはラッキー。
税理士会の代表として呼ばれるイベントでは、別に特別な情報共有がある訳ではなく「来ました」ということが大事であるような気がして、執行部の人的リソースがもったいないと思う。あちらから来ていただいているから、これはしょうがないんだけどさ。
(なお、ベテラン税理士がガッチリ入り込んでいるので仕事はとれないよ)
②内部会議はこうあるべきだ!
幹事会ではどんな議論が行われているのか分かりませんが、結論がシェアされないことが多いので、それってみんなで集まる必要があるんですかと疑問視してしまう。(一度傍聴に行くべきであるな。うん)
外部への会合出席はサボれないのであるから、せめて内部の会議はWEB(具体的にはチャットです)を使うなどした方がいいんじゃないか。(これ、女性会員が会長をフルボッコする会で意見があった)
そもそも、大人数が顔を合わせた会議って非効率だと思うんだよね。基礎資料はWEBで情報共有して、あらかじめ考えて意見を持ち寄って顔を合わせた時に議論するのが効率的なのではないか。前例踏襲みたいな単純な意思決定はWEB(メールやチャット)で済ませれば?
いくつかの選択肢を提示した上で、一般会員から多数の意見を募集し、その上でとりまとめる方が効率的なのではないか。(ま、一般会員の参画意識なんかないんだけどね。事務代行をメインとする税理士さんて意識が低いんです)
そういった一般会員からの意見も加味した効率的な会務運営を行うためには、基礎的な教育が必要なので、今の我々はそういった域に達している人が少ないのかも。わたしなんてアホだからついていけないかもしれない。
そして。そんな深い議論が支部の執行部で行われているのか疑問だよ。なぜなら、会合参加で時間がとられて、議論を行う時間がない。結局仲間内の飲み会でなんとなく決まっているんじゃないかな~・・・・。
実際のところ、そんなに深く議論されないで会議中のなんとなくの空気で決まっていることが多い気がする。市民シンポの全体会議ではそうだったし。政府税調でもそんな感じだよね。
5、世代間の組織論のギャップ
60代以上のベテランは、価値観が1つだったみたい。上司がほぼいなくて(戦死してるから)自分たちで色んなことを築き上げた世代なんだろう。
私のような若手は、多様な価値観が許されている世代。上司からヤンヤと強制され、成果を求められる世代。頑張っても報われなかった世代。年長者の意見はあてにならない。年金払って資格を取って勉強すれば将来安泰といっただろ。ウソツキ。
仲良くなれば言いなりに出来る、といったベテラン層の潜在的な意見には納得できない。わたしはお人形ではありません。
組織論が、世代によって違う気がするんだ。わたしだけ?
6、我がコトとして考えろ!会務運営
自分たちの未来だから会務への参画意識は必要だけど、人が減るのであるから私はヒトゴトではない。税理士会会務について、永遠に素知らぬ顔をするような非人道的なことはしないよ。・・・多分。
この、おそるべき非効率の渦の中に、いつか放り込まれるのかと思うと・・・・。なんとかしなければ、という危機感があるんだよね~。
今から議論してノックしておけば、20年後には間に合うのではないか。