確定申告の流れ 簡単すぎる説明

2019年11月25日(月)@Plan Tにて、農業の確定申告の講師を行います!

確定申告を行いましょう!

翌年3月15日までに所轄税務署へ提出します。決算書等も一緒に提出します。

決算書等とは?

青色申告者は青色申告決算書、それ以外は収支内訳書のことです。

(農業用・一般用・不動産用と分かれています。間違わないように)

1、決算書等で農業所得を確定させる

まずは、決算書等で農業所得を確定しましょう!

※所得は、「税金計算上のもうけ」のことです。

収入の1年分の合計額を計算し(補助金収入に注意)

経費の1年分の合計額を計算し

決算整理事項を計算し(減価償却など。準備金の特例適用があれば)

青色申告特別控除額を反映します。これらの数字を決算書等に記載します。

→農業所得を確定させ、確定申告書に数字を転記します。

2、農業以外の収入を確定させる

農業所得以外の収入状況を確定します。(不動産所得、給与所得などなど)

→ 本年が赤字申告の青色申告者は四表という書類で損失を来年の所得と相殺できるようにしておきます。

3、所得控除を確定させる

所得控除を確定します。(健康保険料、年金の支払い、小規模企業共済、医療費控除、生命保険料地震保険料控除、ふるさと納税、扶養控除関連など)

4、税額関連の前払い等を確定させる

税額控除(住宅ローン控除等)があれば反映します。

予定納税・源泉所得税があれば記載します。

5、納税・還付手続きをする

税額計算が終わりました!納税をします。又は、還付口座を記載します。

6、確定申告書一式を提出する

作成が終わった確定申告書一式は、税務署へ提出(電子申告を含む)します。自分用の控えを持っておきましょう。銀行等の第三者機関に提出することがあるからです。

お疲れさまでした!確定申告が終わりました!

投稿者: 小野寺 美奈

税理士。農業経営アドバイザー試験合格者。認定経営革新等支援機関。相続診断士。FP。 川崎市・東京多摩地方を中心にした、地域密着・現場主義。 税務の記事はご自身で税法を確認されるか個別に有料相談に来てくださいね。