2020.2.5 多摩区役所にて、金曜日まで続く年金受給者の確定申告税務支援。私は、一足お先にクランクアップです!
今年も楽しかったです!
5日間行われる税務支援、私は3日間従事しました~。
まちの皆さんとお話が出来て、楽しいことが多いです!視点の違いを知ることができるのです。
連日250件ほどの相談。ほぼボランティアの税理士20人ほどで確定申告の無料税務支援を行いました。
3日目にもなれば、すいているだろうと思いきや、かなり混雑・・・・。3日目から人員が削減されるのもあるけど・・・・。
前年と比較して、税務署職員の出番が少なく。税理士が署のPCに慣れたのか、ソフトの使い勝手が良くなったのか分かりませんが。印刷物を察知して運んでくれたり、番号確認ではパッと対応してくれたり、スムーズな運営に大助かりです。
税務署と市税事務所との違いについて、よく学びました。地方税は国税と比べてトラブルが多いらしく、その理由もよく分かった…。
そうそう!注意しなきゃな~と思ったことがあって。
確定申告書の二表のプレビューがないせいもあるけど、「氏名の漢字が違う!祐子ではなく佑子」「誕生日が違う!8月ではなく9月!」「住所が違う!601ではなく801」「受給先の名前(住所)が違う!」などのクレームが出やすい。ご自身で入力すれば間違わないところなので、プレビューがないのでしょうけど・・・・。
納税者からすれば、ご自分に馴染みのある部分を間違えるなど、ありえないアホなミスに映るよねぇ。他人にとっては初見です。システム的に、申告前に印刷して確認、という手段をとれないのです。印刷代や臨時会場費はみんなの税金です。(本来は、所得税の確定申告は税務署が計算してくれるのではなく、自分でやるのが世の中の仕組みです)
無料の確定申告税務支援では、ご対応の時間に限りがあります。税額に影響しない細部はそんなに見てる時間がないです。みんなのためにパッパと申告しなければなりません。
お話を聞いて瞬時に判断し、数字を間違えないように扶養関連を忘れないように入力しなければなりません。神経をかなり使うので、消耗が激しく、しんどい・・・・。それでも税理士たるもの、自分のクライアントを後回しにしてまで、申告難民のために税務支援をするべきです。
マイナポータルで確定申告を簡単に!スマホで簡単確定申告!みたいなのは、サラリーマンや年金受給者を念頭に置いているのであり、国税庁はどんどん進めてほしいです。
納税者の方は確定申告会場で何時間も待たされたら、「無料だし・・・・」みたいな当初の遠慮がちな思いもどこかで行きがちです。イライラが充満する会場になってしまうのは仕方がありません。
税理士は、イライラ感染せずに、なるべくヘラヘラやりましょう。(と、ベテラン税理士にアドバイスされました)
頑張ろう、確定申告税務支援!