WEB研修 中小企業M&Aの知識とスキル受講!

2020.8.13 日税フォーラム主催の「中小企業M&Aの知識とスキル」のWEB研修を受講!2時間半の広告だった感じもあるけど・・・・。勉強になった!聞いてて面白かったよ。

講師はM&Aの専門家。(士業ではない)

実務担当の方なので、リアルなM&Aの流れや問題点の指摘が面白かったわ。

士業だと、つい法律をかませて難しいこと言いたがるけど、私のようにM&Aの知識がなく、必要性も感じていない税理士にとっては、たいへん丁度良かった。

M&Aの株式評価は、相続税評価とは異なるため、聞いたことがない算定方法があるのが面白かったな。

EBITDA(イービットダー)は、紙面では見るけど声に出して聞くことがないので、「エビーダ」と覚えていたけど、イービットダーと読むんだそうですわ。

なお、EBITDAとは、税引き前利益に減価償却(支払利息も?)をプラスした数字のことで、企業の本業のもうけの実力(?)を見たいときに使います。減価償却は自己金融効果だし過去の出費なので、除外して利益を見たいときってあるんだよね。こういうの、会計士さんが本業なので、あんまり言うと恥ずかしいのでヤメとく。

私はM&Aを手掛けるつもりはないけど、タダだしと受講申し込みをし。レジュメだけ流し読みしたら面白かったので、ランチ中と入力業務中にBGMで流してた。

面白かったよ。具体的なことはナイショですが、半分CMだから、またどこかで開催されると思う。気になる人は見てね!東地会の場合、自動で研修単位になるわよ!

講師からは、

「税理士さん!顧客が廃業を検討してたら、M&Aも選択肢に入れてね!赤字でも稼ぐ力があれば諦めないで!従業員の雇用問題も、ほぼ心配いらないよ。経営者保証も心配いらないよ。」

「BSで見落としやすいのはココ(確かに。納得。廃業時の注意点にも通じるわ)。会社法の観点から、起こりやすい問題点はコレ。こういうケースがあった、こういうトラブルがあるから回避した」

「M&Aの実行までの期間はこのくらいかかる、株主構成もチェック、大手のM&Aとボクらの違いはこういうところ、M&Aの売り先の見つけ方はこうやってます、ボクらへの報酬の概算値はこう」

と、実務的な話がありがたい。勉強っていうか、茶飲み話みたいに聞いてたからなおさら面白かった。

広告っぽいけど(売り込み広告なんだけど)、こういう話を聞かせてくれるのは助かるよね。自分では全然できないと分かる。やっぱり、専門家に頼まないとだね。

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創業者って会社に思い入れがあるので、株式売却や事業売却ってほとんど想定しないで経営しているよね。

税理士がちょっと口やかましく言っておくだけで、将来、社長の退職金代わりに株式売却が出来るかもしれないなぁ、なーんて思いましたわ。

世襲の時代じゃなくなっちゃったので。小さい会社がたくさん生まれて、大きな会社が買い取って・・・みたいな時代が来ると言われてるけど、実際のところどうなのでしょ。

IT関連は、企業価値を上げて上場企業に売却して設けるのがセオリーみたいだけど、ハシリだから価値があるので、そろそろその手法は下火では?

新しい視点で、がさーっと儲ける手法だって、いいんだよ。

私は職人体質だからコツコツこだわって何かしている方が好き。

稼ぐ力をつけるのは、経営者の仕事なので、わたしが何か出来ることは帳簿の世界だけ。貢献できることは少ないのだけど、応援していきますー!

フレーフレー!中小企業!( ^^)/

投稿者: 小野寺 美奈

税理士。農業経営アドバイザー試験合格者。認定経営革新等支援機関。相続診断士。FP。 川崎市・東京多摩地方を中心にした、地域密着・現場主義。 税務の記事はご自身で税法を確認されるか個別に有料相談に来てくださいね。