わたしの訂正申告その後。~追加納税した話~攻撃力を下げられ

2021.4.28 わたしの訂正申告、その後。

前回のあらすじ。当初申告で還付を受けてしまった私は、2月の不明入金を売上げ計上漏れだといけないと思い、4月14日に訂正申告をし、ただちに不足納税額を納税した。税務署から、「足りないよ~♪」と納付書が届いた。

わたしは税務署に電話をする!

きっとあの、「(税務署に電話しないで)インターネットを見てくださいッ!!」さんであろうと!

私は、文句を言うぞ!送信票に申し送りを記載したし、源泉徴収税額欄にも分かるように書いたし!二表の内訳の把握をしていないのかな?恐らく、既に還付を受けた金額を加味せず、あるべき金額を記載すればよかったんだろうと推測できたけど、

けどまぁね!「インターネットをみてくださいッ!」なんて言われて、税務協力の気持ちが薄まっている!正しい税額を徴収するのが税務署の仕事だ!負担すべきでない追加納税額をガメる気か!どういう運用か、問い質したる!(`Д´)ノ

見とけ、夫よ、妻の勇姿を!

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税務署に電話する。内線○○お願いします~。

わたし「すみません~。私は小野寺といいます」

職員「はい、こんにちは~♪」(コマンド:じゅもん。攻撃力を下げる魔法)

わたし「ヌ!!」

えええええ。感じが良い人に当たってしまった。けどうれしい。

わたし「かくかくしかじかで、これは、追加の納税額を一旦仮払いするしかないのですか?」

職員「なるほど~。あ、送信票に書いてありますね。・・・・はい、源泉徴収税額欄に・・・・。状況を分かりました。そういう事情だったのですね」(コマンド:傾聴)

わたし「そうなんです」

職員「う~ん、う~ん、追加納税額を納税しないで済むような、いい方法がすぐに閃きませんで、すみません。そうだなぁ~」(コマンド:親身に考えてあげる)

わたし「還付申告を2回するように思えてヘンだなと思ったのです。国民の皆様に「還付金を2回請求した」と思われるのは申し訳ないからそう書いたんです。」

わたし「どうするのが正解でしたか?還付を受けてないとして訂正申告し、税務署が差し引きして納付書を送られるのを待つのが正しかったのですかね。私の処理が独断で正しくなかったから、皆さんに迷惑をかけてしまいましたが・・・」

職員「お考え通り、その方法が正しいですよ。還付の申告を2回するのが気が引けたお気持ち、分かりました。そうだったのですね」(コマンド:神かよ)

やさしい~。(ノД`) そうなの。分かってもらえてよかった。わたしは、還付金を2回もらうつもりではなく、正しい納税負担をしたいのです。

わたし「ありがとうございます。゚(゚´Д`゚)゚。 一旦は納税する方がそちらの事務処理が簡単ですか?その後、更正の請求で税額は戻ってきますよね」

職員「そうですね、一旦は納税する方が簡単です。更正の請求という形になるかと思いますね~。正しいことをするのが税務署ですから、一旦納税した金額は戻ってくると思います。ただ、更正の請求は終わるまで2ヶ月くらいはかかるので、返金は2ヶ月くらいはかかってしまいます・・・・」

わたし「ありがとうございます!(^ー^)」

すぐに納付登録情報を記載して、ダイレクト納付。電話を切ってから3分で納税を済ませる。

きもちよい~。すっきり~。

税務署から金額記載の納付書が届くと、間違ってないと知っているのに、こんなに心落ち着かないとは思いもしなかったわ。

税務署の人に(聞き流しただけだろうけど)、あなたは悪気がないこと分かりました、とか、2回還付申告することに抵抗があることを分ってもらえた、ということがとても安心した。

心が落ち着いたけど、これから更正の請求をするど~。

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夫、「結局納税したんだね。勇姿はどうしたの」

川崎西の税務職員に神対応されて、戦意喪失しました。

投稿者: 小野寺 美奈

税理士。農業経営アドバイザー試験合格者。認定経営革新等支援機関。相続診断士。FP。 川崎市・東京多摩地方を中心にした、地域密着・現場主義。 税務の記事はご自身で税法を確認されるか個別に有料相談に来てくださいね。