2021.4.29 国税庁、がんばった！よくやった、ありがとう！
納税証明書をPDFでゲットできるようになります！
納税証明書は、納税者が事業のライセンス更新や、何かの申請の際の必要書類となることがあります。
これまでは、税務署に郵送で取り寄せたりもできたけど、多くは取りに行っていました。
従来から存在している、納税証明書XML方式は、受け取る行政側の必要書類として認められず、結局税務署に取りに行くのが一番早い、という事態になっておりました。
しかも、税務職員が手作業で納税証明書を発行するらしく、税務事務行政を圧迫しているように見えました････。（手数料400円で、なかなか立派な納税証明書がゲットできるけどね。なお、ダイレクト納付完了のメール詳細は納税証明書ではありません）
2021年7月（予定）から、e-taxで申請するとPDFで納税証明書を受け取れるようになるらしい！
従来の、「立派な納税証明書を税務署に取りに行き、税務職員に作成させ、300円を支払い、事務所に戻ってPDFをして、先方にPDFデータ提出し、納税証明書はシュレッダーにかける」という誰が得するんだよというシステムは、効率化されます！
国税庁HPより PDFファイルによる電子納税証明書の発行等について
→ https://www.nta.go.jp/taxes/nozei/denshi_nouzei/index.htm
令和３年７月から、電子納税証明書について、従来のＸＭＬファイルに加え、ＰＤＦファイル（以下「電子納税証明書（ＰＤＦ）」という。）による発行ができるようになります。
なお、電子納税証明書（ＰＤＦ）の導入に伴い、納税証明書のデザインが変わります。パソコンからｅ－Ｔａｘ（Ｗｅｂ版）にログインし、「納税証明書の交付請求書（電子交付用）」から、ＰＤＦデータを選択し、画面表示に従い必要事項を入力し、送信することで電子納税証明書（ＰＤＦ）の申請ができます。
また、ｅ－Ｔａｘでの送信及びメッセージボックスの確認には、マイナンバーカードなどの電子証明書が必要です。
税理士が納税証明書を、代理取得できるかもしれぬ、という情報もあります。これは徐々に、かな。
便利になるよ～。（いずれ、自動で納税証明書が届くようになるでしょうね。）
このように、行政が納税者の利便性のために動いてくれるのがいいね！
時代は変わりました。
これまでの色んな方々が踏み固めてきたものが、形になっている！ありがとうございますっ
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ちなみに、私は2019年6月28日に「納税証明書をPDFで出せるようにしてほしい！」と日記に書いていて、ちゃっかり税理士会に要望もしています～。
税理士さんたちや行政サイドが深く考えてくれたおかげね。時代にフィットしてたのか、偶然にも2年度に実現しました。
関連過去記事 納税正味書の取得。え、ネットで取得できないの？ → https://mina-office.com/2019/06/28/nouzeshoumeisho/
わたしの税制改正要望意見＠2019 → https://mina-office.com/2019/07/17/iken-2019/
