鉄道ジャーナルを買いました!特集:疲弊する地方鉄道

2021.6.27 ふらりと入った本屋には、出会いがありました!

都会の経済と地方経済についてもやっと思ってたこと、言語化されてました!探してたの、それです、それ!

税とはなにか、国とはなにか。考えさせられました!

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都会で集めた税金を、地方に分配する必要がある、と私は思う!地方は人口が少ないため、地方が、地方税のみで社会インフラをまかなうには限界があります。

私は都会で生まれて都会で育ち、農地が珍しく、森や自然という存在は「探して行くところ」になっている。自然や地方に対して、感謝を忘れているなぁと思う。

都会にいると、忘れちゃうよね。自然のこと、地方のことを。

地方では、人口減少が続き、さらに車が普及化したために鉄道利用者が減り、国鉄がJRへと民営化され、鉄道運営が難しくなってしまいました。

夕張でも廃線、あっちでもこっちも廃線。もともと地方鉄道の経営が厳しい中、コロナの外出自粛により観光経済が消失し、将来の急速な需要増は現実的ではなく、現場ではこのまま借金を重ねても改善の余地がないのではという悲嘆の声があるかも・・・・。

わたしはそんなことないと思うけどね!地方の鉄道そのものが収益にならなくても波及経済効果があるのであるから!(鉄道ジャーナルの記事にもあった)

高速道路では「インスタ映え」せず、昔ながらの駅舎や電車が「インスタ映え」なのだと。そこにしかないものに、価値がある。重ねて守ってきた歴史に価値がある。地方鉄道を維持しなければならぬ。

一方で。

地元の人は、そんな古い駅舎を新しくして欲しいと思う人もいるようだった。なんてもったいない。けど、そういうものかもしれないなぁ。

地元の人が決定を尊重しなければならないよね。私は勝手に、地方の風景はみんなの宝と思っているけど、そういう都会人の思いは傲慢なのかもしれない。

観光に行けなくても、税金で私の地方への思いは届けて欲しいなと思います。まぁ、私は大して税負担してませんけど・・・・。(それは担税力の問題ですから!)

歴史遺産が経済効率性によって消失しているよね。戦争遺産もそう。維持コストがかかるから、仕方ないという意見もあるよね。

維持コスト。それがどうした。なんのために税金があるのだ。地方を切り捨ててはならぬ。

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鉄道ジャーナルの話に戻りますと。

今回、心に響いた記事(論文、かな?)は研究者:佐藤信行さんの「鉄道の上下分離とは何なのか?」です。ほんの6ページ。内容、難しいです。

固定資産税・経済についての言及、地方自治・国税の使途といった点にまで入り込んだ、地方鉄道哲学。

税とはなにか、を考えさせられます。( 。-_-。)ちょっと感動した

2021年8月号の鉄道ジャーナル1020円、ぜひお読みください!

投稿者: 小野寺 美奈

税理士。農業経営アドバイザー試験合格者。認定経営革新等支援機関。相続診断士。FP。 川崎市・東京多摩地方を中心にした、地域密着・現場主義。 税務の記事はご自身で税法を確認されるか個別に有料相談に来てくださいね。