2021.7.6 税理士会へ提出した、おのでらの税制改正要望2021!
2,土地評価の簡便法の創設 です。
相続税(贈与税も)計算上、土地評価は、納税者が簡単に計算できるようにすべきです。固定資産税評価額の1.3倍の簡便計算を認めれば解決!わたしってアタマがよい~♪
相続税の計算上、土地の相続税評価額が分からないとなりません。
土地の相続税評価額が不明だと、そもそも「相続税の納税義務があるかどうか(相続税の基礎控除を超えているかどうか)」が分かりません。
*****
都会の場合、自宅の土地と貯金で基礎控除額を超えるケースもあります。
自宅を売り払えば納税できるだろう!小規模宅地の特例だなんて甘え!貧困層が相続するのは借金だけだぞ!相続権があるから格差拡大する、死亡したら国が取り上げろ!と言いたい人も多いかもしれませんが。
民法896条の相続権が悪い。廃止すべきだ、という議論は置いておいて。税の話に戻ります。
*****
相続税(贈与税も)計算上、土地評価は、納税者が簡単に計算できるようにすべきです。固定資産税評価額の1.3倍の簡便計算を認めれば解決!わたしってアタマがよい~♪
と、冒頭に書きましたが、
おのでらの要望意見の、固定資産税評価額1.3倍の根拠などありません。だいたい、他の納税者から文句が出ない範囲の少し高めになるように設定しただけ。
固定資産税評価額÷0.7=1.42。
だいたい、固定資産税評価額は時価×0.7と言われています。なので、1.42という数字は想定する時価です。
1.42×0.8=1.14。
だいたい、相続税評価額は時価×0.8と言われています。想定時価1.42×0.8=1.14。
固定資産税評価額×1.14が相続税評価額とも言えます。
しかし、このような概算数字を相続税評価額として正式計上することはOKされていません。
けど、せっかく固定資産税評価額は毎年納税者の手元に届くし、相続人であれば市税事務所で300円くらいでゲットできるのであるから、この数字を使うべきですわ。固定資産税評価額だって、我々の血税が使われているのである!
固定資産税評価額×1.14だと、相続税評価額で計算するよりも若干安めになったりすることもあるので、おのでらの要望意見は、1.3倍にしました。
これなら、ちゃんと相続税評価額を計算した人は相続税額が抑えられるし、簡単に相続税計算したい納税者(小宅で相続税ゼロになる方など)にはちょうどいいのでは!
2021年の税制改正要望しました~!税理士さんからは、財産評価は税法じゃないから、といわれるらしいですけど。
主税局のえらいひと、なんとか(他の方法でも)考えて~。