2021.9.28 代々木のお友達と、受講しました契約書に関する研修!
契約書のプロは弁護士さん。我々税理士は、普段は出来上がった契約書を見て税務判断をすることが多いものの、契約書の専門家ではないので・・・・。
分からないな~と思うことはよくあります!なんでこんな文面なのかな、とか。
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税理士が締結する契約書関係といえば、自分がクライアントと締結する顧問契約書、相続税申告の契約書、単発の確定申告受任の契約書(譲渡所得が多い)、があります。事務所の賃貸契約も、そうかな。
他にも、クライアントが他者と交わした契約書で税務判断をします。これは比較的ラクなケースが多いけど、うっかり見落として税務処理を誤ることもあるかもと聞くと、ゲッソリしちゃう。税理士は契約書の専門家でないのです!
大変だなと思うのは、クライアントが「こういう契約で大丈夫?」みたいなの!税金は分かるけど、他の権利関係は分かりませんので、「税金計算は大丈夫だけど、この辺りはなんかヘンですねぇ」とか言う。
「心配なら契約書を弁護士さんに見てもらいましょうか。十数万円かかります」というと、ギャフンと言われてしまいます。
税理士報酬って他士業と比べて報酬が安いので、他士業への報酬を聞くと、びっくりされます・・・・。そうだよねぇ。分かる。ぼったくりかと思うよね。私の報酬より高いじゃん、みたいな!
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税理士が知りたいと思う契約書については、権利関係全般ではなくて税金に関わる部分だけなので、今日の研修の後半は、私には専門的(無関係)で長すぎたよ、センセイ。
あと、当たり前だけど関連士業って、税理士が分からないことが分からないので、仲間からの質問の回答が面白く、ためになりました。(私も質問しました!お代わりもした)
次回は、「こういう税理士がヘボかったです」みたいな話や、税理士のクライアントとの契約書の話が聞きたかったなぁと思いました。非弁や税賠は気になるところですが、それはたま~にあるから話題になるだけで、滅多に起こってないのではと思います。だから、細かい部分に神経質になることなく、大枠の考え方を掴んでおけば十分なのかな~と思うわ。
ビビることない。心配してもしょうがない。基本を考えて、真摯にやるしかない。
下請けの契約書の話は大変ためになりました。現役の弁護士さんならではの視点って勉強になるよね。聞いてて面白いし。
あと、請負と準委任の区別について分かりやすい説明があったよ。「エステは請負か準委任か」というクイズは分かりやすかったなぁと思います。上手なたとえだよね。
私はエステは請負だと思うに挙手した!シミが抜かれないシミ抜きは、金返せと思うでしょ。しかし、「あなたのシミのレベルが悪すぎる」みたいなこともあるかも。
担当者がヘボいと、エステは楽しくないと思うので、そうすると「ヘボいから金返せ」ってならないもんねぇ。(というわけでエステに潜入レポしなければなりません。夫が小遣いくれれば行く)
※ 追記:夫「キミは顔にシミはないから大丈夫。エステなんて行かなくていいよ。人生はシミだらけなのに、、、」とのことです。
あと、税理士がヘボくても、報酬は返しません。妻がヘボくても、返品できません。
2時間半は長くて大変だったでしょう。講師の先生、ありがとうございます!
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ちなみに!
私が過去に行った、最も大きな署名は、婚姻届への署名です!