2021.9.28 私は税務支援業務で支部経由で記帳指導員をしているのでありますが。
税務署のアンケート経由で新規開業の個人事業主に記帳指導をしています。1月まで。
今回、「今シーズンの記帳指導のカウント数を報告するから教えて」の連絡が入りまして。ああ、記帳の未来という政府税調の特別委員会で議論してるアレかな、などと思い。
納税環境整備に関する専門家会合(第6回)議事録
日 時:令和3年8月10日(火)14時00分
場 所:WEB会議(財務省第3特別会議室を含む)
内閣府HP 納税環境整備に関する専門回会合 2021年8月 → https://www.cao.go.jp/zei-cho/gijiroku/noukan/2021/index.html
PDF形式はこちら → https://www.cao.go.jp/zei-cho/content/3noukan6kaigiji.pdf
国税庁の総務の方の発言 6ページあたり
個々の納税者の記帳レベルに応じた指導をすることを記帳指導
と呼んでいますが、こういった事業を毎年実施しています。説明会には大体毎年延べ8万人以上御参加いただいており、記帳指導も約2万人に対して例年実施しています。
特に記帳指導は青色申告会や税理士会の皆様方に外部委託をお願いして実施しており、通常は4、5回程度の指導を実施して最終的に申告ができるまでの一連の流れを指導しています。なお
これです!多分、次回の会合時に「今シーズンは全国で〇件行われ」という報告がなされるのか!!(全然違ったりして)
当該委員会には、日本税理士会会長も特別委員です。ガンバレ、コウヅ日税連会長!簡単に数字が分かればいいでしょというインスタントな議論に抵抗して!
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おのでらは思う。
個人事業主は青色申告会で記帳指導してもらえば問題ないよ~。ブルーリターンから会計ソフトの基礎をもらって、国税庁配布の会計ソフト(無料)で配布すればいいじゃないか。口座紐づけしてデータ同期させればいい。
クラウド会計の業者様は、金儲け優先で会計のことを後回しにしてるところが非常に気に入らないよ。なんぼ営利企業といえど、目先の利益ではなく社会インフラを担い利用者に長く細く使っていただくという視点がなければ、単なる「時代の過渡期に儲けて株価引きあがて売って儲ける」だけになり、投じた税金が無駄になる。
(やはり、評判って大事だよね。日頃、いかに考えて行動するかでしょ。)
うちの近所だと、クラウド会計は弥生クラウドのシェアが高いけど、入力業務はほとんどしなくて良い業種があります。けど、個別の仕訳がすっごく見づらい。単なる計算機で、帳簿PDFにしないと私には内容チェックが難しくて、記帳指導の時間内だとほとんど内容チェックできない。(まぁ、内容チェックが記帳指導の仕事ではないけど、やはりこの内容で正しいから安心してくださいねと言いたい)
慣れてる人なら出来るなら、特定の会計ベンダーが会費と称して税理士に契約数ランクをつけ税理士紹介業を兼ねるより、
国税庁クラウド会計として統一して出してもらいたいわ。(しかし、知名度だけのポッと出の業者に税金投じるのは勘弁してほしい。税理士が長く関与してきた実績を重要視すべき)
税務署に口座情報同期されたって、構わない人はたくさんいるよ。
むしろ、「口座情報を自動提供しているんだから、スルーした税務署が悪い」と言い出す人が多数になることの方が、適正な税負担の観点から問題があるわ。
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好評の「おのでらの替え歌カラオケコーナー!」今日は大黒摩季さんの「夏が来る」です。
♪♪♪
この頃、世間が騒がしい。
クラウドするとか、しないとか。
従来の常識、税理士の未来。
心配されるほど意地になる!
私が好きになるくらいの、クラウドは当然お高い態度で
「同期で簡単」の広告に、一瞬クラっとするけどワンモアチャンス!
地道な入力が好き!
夏が来る~♪ きっと夏が来る~♪ 頑張ってるんだから絶対くる。
怖がられても、煙たがられても、
諦めない、社会貢献、きっと分かってもらえる!
”資料足りない どこが良くない”
どんなに指導続けても~
選ばれるのはAH結局
CM・知名度・クラウド会計♪
♪♪♪
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選曲で年齢が知れますねぇ~。
ご静聴ありがとうございました。