2022.5.11 今日は税務連絡協議会に参加しました!質問してきた~。
我が支部と所轄税務署は、ほどよい協力関係にありまして、ドンパチはありません。あんまり変な職員はいないよ。たまにはいるけど、たいていちゃんとしてる。
このようなヌルい状況下でも、牽制はしなければならぬ。
本日の税務連絡協議会は、いつものように事務連絡が淡々と行われ、和やかな雰囲気で終わりそうであった。(なお、事前要望は私ではありません)
私は質問をする!メモしていったので読み上げるよ!
おのでら「税務署には国家権力があります。税務職員は国家権力の濫用と思われないように、慎重な言動をしていることと思います。税務職員は、高い職業倫理が求められています。」
おのでら「総務課は、直接課税を行わないかもしれないが、国家権力を有している税務職員です。」
おのでら「総務課長に質問をします。総務課の職員は、職業倫理研修を1年度に何時間受講していますか?」
と私は質問した。
総務課長の回答は、だいたい次のような感じ。
・転勤し新しく着任した際に税務署内で倫理研修を行っています
・年末(年度末だったかな?)に倫理研修を行っています
・一定の期間ごとに(毎月、と言っていたかな?忘れた)、倫理研修を行っています
・1年度に何時間であるかは、即答はできません
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私は、ありがとうございました、と言い、私の質問は終わりました。
そのあと、ほかに質問者はおらず、閉会しました。
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国家公務員倫理法は遵守されていたことを報告いたします。
身の回りに何も起こっていないけど、小さい芽を感じた際には、早期に摘んでおく必要がある。なお、本人には口頭で、「(租税教育の件で)こんな小さなことから国家権力の濫用につながるので言いました」と伝えましたよ。これで2回目なので、強めに言ったよ。
今回は、総務課だけについて取り上げた。
課税の現場にいる職員は、普段から気を付けていると期待するけど、課税現場にいない(たぶん)税務職員も油断するんじゃないわよ。
倫理研修を何度も行っていても、その意図が伝わっていなければあんまり意味がないのでは。国家公務員倫理法違反にならないよう、形骸化していても研修はするんだろうけどね。
税務職員が常に留意すべきなのは、民主主義とはなにか、だ。
税務職員の一部は、特権意識を持っているかと思うときがある。税務職員の一部は、納税者を下に見ているのだろうか。税務職員の一部は、税理士は下請けと思っている。協力関係が築ける日は来るのか?
寝返った国税OBのブログなど見ると、税務署が偉いという気持ちを持っていることが分かる。(または、それに気がついていない)
税務署至上主義者がいる。
私はガッカリする。
国家権力を持っている者は、特権意識を持っていてはいけない。
権力を持つものは、いつも自分の言動に自問自答し、相手に対して支配的にならないよう留意しなければならない。
これを、私は「高い職業倫理」であると思っている。税理士も同じ。
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国家公務員倫理法の抜粋
https://elaws.e-gov.go.jp/document?lawid=411AC1000000129
(目的)第一条 この法律は、国家公務員が国民全体の奉仕者であってその職務は国民から負託された公務であることにかんがみ、国家公務員の職務に係る倫理の保持に資するため必要な措置を講ずることにより、職務の執行の公正さに対する国民の疑惑や不信を招くような行為の防止を図り、もって公務に対する国民の信頼を確保することを目的とする。
(職員が遵守すべき職務に係る倫理原則)第三条 職員は、国民全体の奉仕者であり、国民の一部に対してのみの奉仕者ではないことを自覚し、職務上知り得た情報について国民の一部に対してのみ有利な取扱いをする等国民に対し不当な差別的取扱いをしてはならず、常に公正な職務の執行に当たらなければならない。2 職員は、常に公私の別を明らかにし、いやしくもその職務や地位を自らや自らの属する組織のための私的利益のために用いてはならない。
(国会報告)第四条 内閣は、毎年、国会に、職員の職務に係る倫理の保持に関する状況及び職員の職務に係る倫理の保持に関して講じた施策に関する報告書を提出しなければならない。