JR鳴門線をゆく! 終着駅・非電化をめぐる

2022.7.4 日本で唯一、鉄道の非電化率100%の県があるそうですわ~。徳島県でござい。

徳島県にあるJR鳴門線は、全部で7駅、単線・非電化・年間利用客2020年は1500人程度。赤字83線に指定されるも絶賛存続中。がんばれ、地方鉄道!

JR徳島駅から鳴門駅まで。

徳島駅から池谷駅までは高徳線ですが、徳島駅から鳴門駅まで直通電車が走ってます~。

徳島駅、電車が来ますのメロディが阿波踊り!

徳島駅から「特急うずしお」というものがあり!「うずしお」だけに鳴門に行くかと思いきや、池谷駅から高松に行っちゃうため、鳴門に行かないという・・・・

しかし、特急うずしお乗降客のお迎えのご家族がいたりして、やっぱり特急列車っていいよね~♪

JR鳴門線。高校生がたくさんいまして、なんとなく地方ローカル線だからガラ空きを期待したものの、通学路線だからこそ廃線されずにいるのかもね。

ちなみに、行き先はクルクル回って調整するやつです♡
この後、どんどん高校生が乗車し、立ってる学生多数よ。イキってる男子高校生のガキっぽさは、私が高校生の頃とあんまり変わらないわね。

徳島駅から池谷駅まではJR高徳線。家がたくさんあり、町ですわ。

吉野川という大きな川を越えます。

吉野川。広い!

池谷駅は乗換駅。ここから、鳴門線になります!数分の時間調整があるけど、連絡列車はないらしく。。。途中下車して「なにもなさ」を感じるのもよさげ~。

池谷駅

JR鳴門線、池谷駅→阿波大谷駅→立道駅→教会前→金比羅前駅→撫養(むや)駅→鳴門駅

急に田園風景になり、昭和を思い出させる車窓になっていくわよ。

ハス

徳島には、レンコン畑がところどころありまして、花がきれいだったわね。いいよね。

立道駅。

教会前駅。

撫養駅。むや、と読みまっす。

そして終着駅の鳴門駅!

ドン詰まりはドラックストアの壁、という・・・・。

鳴門を旅して、鳴門駅周辺は昔は栄えた町だったのかな~って。多くの地方鉄道は、貨物が始まってから~が多いけど、鳴門線は違うみたいね。塩田が盛んだったようで、塩を運ぶための貨物鉄道が始まりかと思いきや、開業時から人を運んでいます。

そして、開業最初から「電車」で免許を取得しようとしたようです。

Wikipediaによりますと、JR鳴門線の誕生は「阿波電気鉄道」が始まりらしいです。現在の鳴門駅(当時の撫養町)から徳島市までをつなごうという計画は、有志が始めたらしいです。吉野川は連絡船で渡ろうと思っていたようです。現在に至るまで、塩田があるからと収用を断られたり、お金が足りなくなったりなど、様々なドラマがあったようです。

最終的に電化することはなく、JR線になりました。

徳島県の電車は、日本で唯一すべて非電化なのだそうです。非電化鉄道に魅せられた方は、鳴門線へぜひ!交通は意外と便利(タクシーは電話すれば来てくれそう)よ~。

投稿者: 小野寺 美奈

税理士。農業経営アドバイザー試験合格者。認定経営革新等支援機関。相続診断士。FP。 川崎市・東京多摩地方を中心にした、地域密着・現場主義。 税務の記事はご自身で税法を確認されるか個別に有料相談に来てくださいね。