一税理士から見た弁護士

税理士は、税法以外の法律行為について、出来ることはあんまりない。だけど、なんでも税理士に話してもらって、必要に応じてその分野の専門家に橋渡しが出来るように勉強しよう。野育ち税理士風情が弁護士について語る。

弁護士の知り合いが増えた!色んなタイプの先生がいて、こんなケースならあの先生、という顔が浮かぶよ。まぁ私くらいからだと、もし紹介したところで受けてもらえるかは知らないけど。

弁護士会では、弁護士の紹介をしているみたい。安価か無料の電話法律相談しているところもある

神奈川弁護士会HP →https://www.kanaben.or.jp/consult/guide/

・弁護士に依頼すべきとき!

契約書のレビューなどはしてもらった方がいい!簡単なものは、数万円程度みたいよ。メールで送って見てもらう、ということもしてもらえそう。難しいものこそレビューしてもらうべき。高くても。

大家さんは、家賃の滞納が続くようだと、弁護士相談してみるといいよ。30分5000円で相談&見積もりもらって、家賃の督促を弁護士に正式にお願いするかどうするか、考えればいい。

相続で揉めそうな場合にも、事前にこっそり相談してみるといいよね。その場合には、ちょっと遠くの弁護士がいいと思う。不動産がある場合には、小規模宅地等の特例がありえるので、弁護士の前に税理士にも相談してね。税金が全然違うから。

弁護士には職務の縛りが多いから、押し売りは絶対にない。「裁判や対策をしない方がいいです」と暗に言うケースも多いみたい。

私「そんなこと言ったら、弁護士先生の売上げが上がらないのでは?」
弁「依頼人にとって無益な業務は受けるべきではないですよ」(ニュアンス)

意外だけど、トラブル回避が弁護士の本来の仕事かもね。場合によっては、戦闘意欲満載の依頼人がガッカリするかもだけど、知っているのと知らないのとでは、全然違うよね。
あと、「弁護士先生が、しっかり聞いてくれた」って安心感があるじゃん。最後は自分が訴えるかどうするのかは決めるんだけど、専門家の意見を聞くことは有益だよ。

・法テラス

法テラスは、お金が無くて弁護士や司法書士に依頼できない人が、国に負担をお願いして弁護士に安く依頼できるって制度みたい。詳しくは知らんけど。

法テラスに加入(?)出来る「お金がない」という基準の目安は、単身者だと毎月の給与が24万円以下でかつ、預金残高180万円以下!と弁護士先生に即答してもらった。家族構成などや地域で変動するから法テラスのHPで確認してね。

てか、ホームページがいっぱいあって、どれが国がやっているものなのかよく分からないという・・・多分、これ。「法テラス 神奈川」→ http://www.houterasu.or.jp/kanagawa/guidance/

・税理士が弁護士依頼を要請する場面

法人顧問先の契約書レビュー
法人顧問先のトラブルが起こりそうなケース
家賃回収が滞っているケース
遺産分割で揉めそうなケース
離婚による財産分与があるケース

などの場合には、税理士は弁護士依頼を検討するようにお話しした方がいいね。納税者の方と相性のいい弁護士がきっと見つかるよ。

・弁護士の話し方

4.18の信託の授業、4/21の借地権・完成基準の授業では、弁護士先生と一緒に勉強したんだけど、弁護士は話が理路整然としていて分かりやすいね。感心してしまう。会話のテンポも合わせてくれて、話を聞いていて楽しいよ。

弁護士が最も話しやすい士業なんじゃないかな?と思う。勉強会に来るくらい、熱心な先生たちだからかも。裁判所で見かけた、ボソボソ話す弁護士もいるから、人や相性によるね。

弁護士に限らず、私も含めて士業は人間だから、なんとなく相性が合わない場合にはチェンジした方がいいよ。お互いのためよ。

・弁護士は人権を守るのが仕事

弁護士の仕事は、「人権を守る」ってこと。弁護士は、政治家みたいに「委員会」にどこかしら加入義務ありそうね?金儲けばっかりはできないシステムになっているかもしれない。素晴らしい。そうでなきゃ。

だけどさ、委員会もいいけど、勉強の時間ばっかりで依頼者の話を聞く時間がなくなったら本末転倒じゃないの。実際のところは知らんけど。

とある弁護士育成の教授とお話できるチャンスがあったので、聞いてみた。

私「税法だけであんなにあるのに、弁護士は人間なのにあんなたくさんの法律を覚えきれるんですか?」
教授「弁護士は、調べ方を知っているのです」

教授によると、司法試験では基本的なことしか問題を出さないんだって。いやいや、弁護士はいついつの判例では~って内容と日付で暗記してるじゃん。めっちゃ勉強してるじゃん。どうやってあんなに沢山の判例だの法律だの、頭に入るんだろ?
なのに、居酒屋とかで話すと、結構普通の人だったりして、ホッとさせてくれる。彼らは黄金の血を持っているのかもしれない。

・弁護士のバッチ

弁護士さんに聞いた。

私「弁護士バッチ、さっきまで光っていたのに、無くしちゃったんですか?」
弁「弁護士によっては、食事会や裁判が終わったらすぐにバッチをひっくり返すことがあるんです。」

気分の問題らしい。裁判所で、(弁護士ってバッチの表紙を忘れちゃうんだ、結構おっちょこちょいだな)と思っていたけど、あえてやってたのね。なるほど。

バッチが超重要なのって、士業では弁護士だけじゃない?司法書士でバッチつけてる先生、見たことないよ。てか、税理士でもほとんどいないよ。

バッチは異業種勉強会だと一目で分かるからすごく有難い。登記のことを質問したかったら、司法書士の先生に出会うまで「ババ抜き」ならぬ「司法書士抜き」(逆!?)しないとだもん。できれば、鉢巻きかゼッケンをつけてもらって、士業名を書いておいてもらいたい。

・弁護士の料金システム

弁護士先生は口をそろえて「そんなに高くないですよ。初回相談30分5000円」というけど、それは最初だけでしょ。だいたい、それじゃあ利益が出ないじゃないか。

弁護士依頼は、着手金という名の契約金があって、途中で裁判(調停?)をやめても戻ってこない。その後、裁判が終わったら別途報酬がかかるシステムみたい。

料金はそれぞれみたいで、結局のところ分からない。

私のような一般ピープルには縁がない裁判だけど、民事裁判もありえるから場合によってはお世話になる人もいるかもね。
離婚とか、DVとか、お金返してとか、家賃払ってもらえないとか。
・・・夫に優しくしておいてよかった。

・弁護士へ紹介料はダメ

これだけ、弁護士の良さをアピールしたんだから、弁護士会から謝礼でもいただけるかもしれん、・・・とグーグル先生に聞いたところ、

弁護士が紹介料を貰ったり払ったりしたらイケマセン!

投稿者: 小野寺 美奈

税理士。相続診断士。FP。 川崎市・東京多摩地方を中心にした、地域密着・現場主義。 税務の記事はご自身で税法を確認されるか個別に有料相談に来てくださいね。