税理士会連合会では、新卒者に税理士業界に入ってもらえるよう、活動しているらしい。考え直して。
新卒のカードを、税理士業界に使うなんてないよ。もったいない。会計士経由で税理士業界に入ればいいよ。会計士から税理士に転向するときに、きちんと税のモラルについて研修をうけてもらって、会計事務所での実務経験又は実務経験に匹敵するテストを受けてもらえばいい。
ということを以前からしつこく言っているわたし。(過去記事)税理士減少問題。オジサンら分かってない → https://mina-office.com/2017/06/26/zeirishi-kiki-2/
・税理士にランクつければ?
なんなら、税理士資格にⅠ種Ⅱ種をつけてもいい。Ⅰ種は5科目試験合格組、Ⅱ種は研究による免除、会計士などはⅢ種、と科目免除にはちゃんと種類があるんだよ。
国税審議会では、上記のように区分されている。
・新卒予定者に売り込み!
新卒予定者に、税理士業界について説明するなんて、意味なくない!?ああいうブースって結構お金かかるよね???今、マイナンバーとAIやらクラウド会計の過渡期だから人が必要なだけであって、これからはいらなくなるよね?
なに騒いでんのよぅぅぅ。これからもやるの?今からの分は私の会費なんだけど!
さて、一晩たって、よく考えた。
新卒者に税理士業界のことを説明するのはいいよね。だって、彼らも潜在的な税理士事務所のお客様だもん。だとしたら、税理士会連合会グッジョブよ。
「へぇ、こういうことしてるんだ。税理士に相談するのってアリなんだ」とかちょっとでも思ってもらえたら嬉しいもんね。税金計算だけじゃないんだ、と宣伝して!頑張ってお願い!(切実)
けど、マイナビとかにお金つぎ込むのダメでしょ!本気で新卒者をとりにいくの、やめようよ。新卒者の人生が積んじゃうよ。民間企業の経験がないと、税理士業界みたいなブラック業界に嫌気がさしても、逃げ場がないよ。
だから、新卒者を、本気で取りに行くのはやめましょうよ、オジサンたち・・・。
就職説明会をつかって、上手に税理士業務をアピールしてね!濡れ手に粟で儲かる業界じゃないぞ、とアピールしてね!税理士業界の有用性をアピールして!
マンガもよかったよ。もうひと捻りしよう。ドラマにしよう、「税理士は見た」みたいなスピンオフドラマがいい。企画書を作ってテレビ局へ売り込もう、そうだそうだ、ナイスアイデアだわ~。税理士会から受注して、事務所の家賃代くらいにはなるかな。お金くれなさそう。
・税理士のエゴはよくない
そんなに税理士増やしてどうするの?人が足りないから&自社で数字が分かるようにとか言って顧客に自計化すすめてきて、さらに進化したクラウド会計とやらに発展したら、急にざわざわしちゃって、一貫性がない。
税理士がいなくても、公平な課税が行われていればそれでよいじゃないか。それは、「納税者の信頼にこたえ」たことになるんじゃないの。
税理士依頼の案件が減ってもしょうがないよ。
と、余裕な発言をしているけど、いまだに仕事はない。
・・・。(自爆)