29.8.3 通りがかりに、司法書士無料相談会があったので潜入してきたよ。
結論から言うと、ちゃんとするなら司法書士が必要。
とにかく時間がたっぷりあって安ければなんでもいいなら、会社設立は自分でできなくもない。けど、大してコスト削減にはならない。定款認証印紙代4万円があるから~♪
・司法書士は何屋さんなの?
登記の代行は、司法書士がプロ。行政書士は定款認証までで、登記は代行してはダメ。
ところで司法書士は、何屋さん?無料相談でもらったたくさんのパンフレット読んだ。
…よく分からないけど、会社設立には定款やら登記が必要なので、作業代行してくれる司法書士は、会社設立の時に頼りになるよね。
無料で相談していいものかどうか、ウロウロ迷いつつ入る。3時半くらいだったので、「4時までなんですよね、すいませんねー、次回来てね」と言われ。
次回はない!立ち話でも1つだけ聞きたいな、と思い、念じていた。
その場にいた女性の先生が空気を読んで「まだ4時前だし、少しでよければ」と助け舟。その女性の先生にいくつか教えてもらったよ。
・会社設立したら住所公開
まず。か弱き女性社長でも、住所は公開される?という質問を。会社の設立時には代表者の私の実印がいるから、印鑑証明書に記載された住所が登記される。
…やっぱダメか。こないだ法務局に電話して同じこと聞いたけど、登記のプロの司法書士も同じ答えだったから、特例はなさそうね。もちろん、DV被害者とか亡命者とかだと救済はあると思うけどね。知らんけど。
・事業目的は相談できる?
Q:定款に載せる、事業目的については誰に相談したらよかですか?弁護士ですかね?
A:それはもう、司法書士ですよ。超得意だから是非。
とのことです。登記のプロである司法書士だからこそのアドバイスを期待したいよね。「あなたの業種だと、こういう事業目的を後から追加されることが多いから、今から入れといたら」とか言われたいよね。もしあれば。
・商号のアドバイス?
Q:会社の名前について、いくつか考えたらアドバイスなどもらえる?
A:・・・まぁ、そうですね、はい。
微妙な空気が一瞬漂ったけど、相談にはのってもらえるみたい。まぁ自分で決めろって感じだよね。でもさー、定款の事業目的を決める過程で、商号も変えた方がいいケースもあるんじゃないかな、と思い、変な質問しちゃった。
ドンマイ!
なお、意外と商号はセンセーが決めて、という需要があるよ。急いで事業を始める必要がある場合には、吟味してる暇がないこともあるので。
・割高でも自分で設立したい
Q:一生に1度の会社設立だから、自分で会社設立したい!だから、手続きや書類記載内容などは司法書士にアドバイスもらって、自分で設立したいんだけど、そういうのは面倒だから嫌ですか?
A:雛型を使う方が効率的ですが、対応する司法書士もいますから大丈夫ですよ
多分、素人が一からグーグル先生に聞きながら継ぎはぎで作った定款を一字一句確認するのは、安全性に欠けると考えてるみたい。雛型をもらって、考えたい。
定型文通りの定款は楽チンだけど、設立の過程を楽しめないんだよね、なんて思っていた。仕事がないから時間はあるし、割高になっても産みの大変さを経験したいじゃん。
司法書士によっては、面談対応してくれる先生もいるみたい。私には当てがあるので、対応してもらおうーっと。
・行政書士との違いが?
Q:行政書士でも定款は作れますよね?
A:作れますよ。登記はできないけどね。
・設立一式の報酬の相場は?
Q:設立一式を依頼すると、だいたいの相場はいくらだと思います?ネットだと安いのは大丈夫なんですか?
A:司法書士報酬は、10万円ほどが多いのでは。別途、登録免許税がかかるから気を付けてくださいね
インターネットだと、報酬が5万円とかある。安い理由は色々あるんだろうけど、税理士と抱き合わせが条件だったりして。・・・。
考え方は色々で、薄利多売を否定しないよ、単純に安いと助かる。
設立手数料無料とかまである。それって、どうやって経営を成り立ててるんだろうね。そこも考えてから選んだ方がいいよ。自分の選択だから。
・こういう司法書士がいい
…私は折角自分の会社を作るんだから、面談対応してくれる司法書士に頼みたい。法務局に行く度に、司法書士の顔が浮かぶんだから、親身になって一緒に考えてくれる司法書士がいいな。
司法書士にとっては、いつもやってる流れ作業かもしれないけど、私にとっては貴重な1回だから、私の会社を大事に扱ってくれる司法書士がいい。