羊の話

羊は群れることで身を守っている。組織の中で考える賢い羊でありたい。by夫


どうしたんだ夫!いきなり立派そうなこと言って!どこで聞き齧ってきたんだ?

(漫画レモンハート24巻にあった。)

・組織の中の私は羊

一人では出来ないことをみんなで行う。それが組織だよね。

サラリーマンとか、税理士会などの組織の一員としての私とか。

組織の方向性を受け入れることと、自分の考えを持つということは、離反しないよね。

みんなの中で大多数の意見を聞いて、自分で考えてみよう。疑問は持っていいし、後々、疑問が払拭することはよくあるよ。

組織やボスがおかしいな~と思ったら、おかしいな~と思ってていいんだよ。だけど、組織の方針て他の人達の多くの意見だったりするので、自分の考えと違ってても尊重したいと思う!よく聞けば、理屈には納得するものだよ。と、信じる。(会社では単なるボスのエゴということもよくある。)

組織の一員だから、歯車のひとつだからと、考えるのをやめるのは良くない。

どうせ実現しないとか、一部の人達が勝手に決めるからとかで、諦めるとつまんない。

(こんな意見も。他人のブログ)永江一石のITマーケティング日記 → https://www.landerblue.co.jp/blog/?p=2952

・税理士は空気を読むな

個人事業主は一匹オオカミ(羊と共存する種類のオオカミね!)で、特に開業税理士は組織に馴染まないんだよ。(私だけ?)

税理士が空気を読んでどうするのよ。

判例や通達がどうであっても、事実と税法で納税者の権利を主張するのが仕事よ。

納税者の預金残高がいくらであっても、空気を読まずに適正な税金計算するのが仕事よ。

・国民主権 羊たちが主役

伊香保でシープドックショーを見たことがあるんだよ。

羊たちを誘導するワンちゃん。

いっぱいの羊たちが、メェメェ、それぞれ好きな場所でのんびりしている。

ワンちゃんが人間の合図を受ける。

ワンちゃんが羊たちをまとめて、羊たちを小屋などへエスコートする。

羊の群れという組織があるから出来ることがある。

民衆が、国を作っている。羊一匹一匹が、譲り合って泣いて笑って平和な今日を築いている。ルールの運営委託先が、ワンちゃん。

ワンちゃんがいるから、羊たちは組織で安心して暮らせる。

一方で、数百匹の羊が、悪いワンちゃんを罷免することができる。

羊が、何も考えないで言われたことだけやるのであれば、よい社会は実現しないよ。権力者の情報操作ではなく、自分で本当に大事なことを考えてみたい。絵本「チリンの鈴」みたいに。

ところで、個人の確定申告は、2/16~3/15です。

春に、羊毛を刈られます。

投稿者: 小野寺 美奈

税理士。農業経営アドバイザー試験合格者。認定経営革新等支援機関。相続診断士。FP。 川崎市・東京多摩地方を中心にした、地域密着・現場主義。 税務の記事はご自身で税法を確認されるか個別に有料相談に来てくださいね。