30.5.4 多摩動物公園の「もぐらのいえ」へ行ってきた。@東京都

実際のもぐらが、もぐらの巣でプルプルと寝ていた。

6畳ほどのもぐらのいえにはもぐら先輩からのありがたい毒舌がちりばめられていた。
もぐら先輩の毒舌集はなかなかワイルドで土産話にはぴったり。ぜひ多摩動物公園でお土産用のお菓子として販売してもらいたい。




もぐらは、農地を荒らすからと農家の方からチクリと言われているね。しかし、遠慮がちなもぐら先輩。優しい。
もぐらは、実際には昆虫を食べるので直接、畑のお野菜を食べないのだけれども、もぐらの巣をネズミに利用されることがあるらしく、ネズミが野菜を齧っちゃうみたい。
でも、畑にとって大歓迎のミミズちゃんをもぐらが食べてしまうこと、もぐらの巣で野菜が根を張りにくいこと、もぐらの巣に水が入り込んでしまうこと、などから農家さんからは歓迎されていないもぐら。
てか、出てって欲しいと思われているもぐら。

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さて、もぐらの生態について少し調べてみました~。
そんなモグラ先輩ですが、なんと種類によってはゆる~く絶滅危惧種なので許可なく捕まえたり、ペットにしてはいけないルールなどがあるらしい(農家の方は特例有り)。
振動が苦手らしく、振動があると逃げてくれるみたい。我が街の区画整理事業では、建物壊し時も土地の整地の際にもドンガドンガと振動があるので・・・。
人間と建物だけでなく、地元もぐら先輩も無事に引っ越しが終わっていると思いたいところ。なんと、もぐらは泳ぐらしいので、引っ越しもなんとかなるでしょう・・・。
どこかで、もぐら先輩を見かけても、追いかけたりしないでそっとしておいてあげてねっとのこと。噛まれるらしい。もぐら先輩、見かけ通り武闘派ね。
もぐらが出るのは、豊かな土地なんだって。・・・ということは、都市化して農地が少ない登戸・向ヶ丘遊園付近にはあんまりいないかもしれない。(生田緑地には生存している)
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ここで、関連して農地の土壌について少し言及致しますが、
最近では、お米の作成制限や農家減少で休耕地などが増えて豊かな土地も減ったらしい。
実は世界的にも農地は「侵食」というものが問題になっているみたい。使わないアタマは錆び付くみたいに、使わない農地は土地がやせてしまうというの。
(千葉県HPより 次世代に引き継ぐ農地の土壌保全)→ https://www.pref.chiba.lg.jp/ninaite/network/h20-fukyuu/hozen.html
いつでも元気に復活できるように、農地について保全しておいて、とのことです。具体的には、お米の作成を休んでもらっている農地を畑として利用して・ワラやカバーを敷いたりかけたりしてもらいたいみたい。
土壌の侵食は、風食と水食に大別できます。いずれも土を風や雨水にできるだけさらさない工夫
また、砂ぼこりや濁流となって近隣の生活環境を脅かします。周辺住民の理解が得られなければ、農業もやりにくくなります。すなわち、生産基盤保持と生活環境改善を兼ねて「土壌侵食」を防止しましょう。
(上記 千葉県HPより引用)
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関係ないけど、多摩動物公園の「もぐらのいえ」には頭上にもぐら先輩が通れる道があり、通る際にはシャンシャンと鈴の音がするらしい。大奥かよっ
大奥に住むもぐら先輩は、人間の都市化に伴い住まいが随分減ったでしょう。絶滅してしまうのでしょうか。間接的にはモグラも獣害と言えるのでしょうか。
人間と動物は、共存できないの?
おしえて、もぐら先輩。