相続税 後払い納税猶予システム

相続税ウィーク!相続税の納税猶予。

相続が発生し、相続財産に農地や山、非上場株式や医療法人の持ち分があると…

ありがたいけど相続税はお金で納税せねばならぬ。

泣く泣く売却することはありません!

一定の場合には、相続税を後払いにできるシステムがあります!

しかし、きっちり利息をとられ、ウッカリ税務署にお知らせするのを忘れると、ドーン!割高の延滞税をとられる。

ドーン!

納税猶予をしたら、終わりではない、税務署へ継続して届け出をする必要があります!

納税猶予を受ける場合には、逃げないように猶予して後払いする相続税相当の担保を税務署に提供せねばなりませぬ。

ウチの鬼嫁を担保に…という昔話みたいなことは出来ません…

噂によると、納税猶予をする農地や非上場株式がそのまま担保と出来るみたいです。

非上場株式の価額がドカンと下落しても、追加の担保を出せとは言わないつもりらしいです。頑張って、儲けを出そう!

納税猶予制度、初めて知ったときはびっくりしました。

農家後継者の応援のため、きこりさんを守るため、会社存続で雇用を守るため、医療法人の解組押しのため、納税猶予制度があります。

本来は相続税は一括納付なので、有利な後払いシステム羨ましい~♪

改めて、農地やきこり、会社ってみんなのためなんだなーって思いますよね。

特に農地の納税猶予は有利計算だった記憶があります、農家さん、税制からも応援しています、ガンバって❗

投稿者: 小野寺 美奈

税理士。農業経営アドバイザー試験合格者。認定経営革新等支援機関。相続診断士。FP。 川崎市・東京多摩地方を中心にした、地域密着・現場主義。 税務の記事はご自身で税法を確認されるか個別に有料相談に来てくださいね。