31.2.7 税務支援などを行い、医療費のお知らせで医療費控除の計算をされる方がいた。
去年あたりから税制が変わり、医療費控除の金額について、病院の領収書をせっせと計算せずとも、市町村から届く「医療費のお知らせ」で代用してよくなったらしく。
税理士事務所への依頼の場合、医療費のお知らせは使わないんじゃないか?病院などの領収書を計算するケースがほとんどでしょう。
病院などの領収書と「医療費のお知らせ」を突合するような暇なことはしません…
それでね!
「医療費のお知らせ」を使っている納税者さんの医療費の明細書を見ると、11月以降の医療費は領収書を足し算した金額が書いてあるわけだ。
1月から10月までは「医療費のお知らせ」の自己負担金額らしき金額が書かれている。
その下に、11月と12月の医療費の足し算が書いてある。
なぜか知らんけど、11月12月の医療費の方が高い傾向にあるんだよね…
なぜ?
もしかして、「医療費のお知らせ」には罠があるのでは?一部の病院の分しか載ってないとか?
納税者さんに「え、ちゃんと書きました?」と聞くと、「ちゃんと領収書と確認したよ」と言われ。
うーむ。
医療費のお知らせを利用するのは、果たして時短になっているのか??
わたしは1年分の領収書を電卓で叩く方式にしますわ。