メカデザイナーズサミットVOL.7 レポート ボトムズ。

31.3.16 待っていました。今年も開催、メカデザイナーズサミット!vol.7のゲストは高橋良輔さん&銀河万丈さん。

1、メカデザ これまでの我が家のあらすじ

今回も夫に付き合って仕方なく、本当に仕方なく行ってきました、メカデザイナーズサミット。今年も楽しかったわ~♪去年は一人で行ったけど、今年は夫婦で来れてよかった。(と、私は何気に楽しみにしている)

3年連続の参加!去年はトークショーが見れなくて( ノД`)シクシク…

メカデザイナーズサミットは、「ガッチャマン」「ガンダム」「ボトムズ」などでおなじみのロボットデザイナー大河原邦夫先生の縁で開催されているらしい。毎年、ロボットアニメに関連するゲストを読んで、トークが行われ。ファンにはたまらない。トークショーの前に開催されるコマ対決や会場脇のものづくり工場の体験「えんにち」も面白いよ。

ボトムズのプラモ。動きます!こどもに、ものづくりの楽しさを伝えたいという趣旨。コマ対決もものづくりの一環です。

最初は、稲城市市政40周年イベントで大河原邦夫先生のイベントが行われたことがきっかけだったんだって。大好評だったのでその翌年にメカデザイナーズサミットが始まった。・・・と稲城市の高橋市長が言っていたわ。(そこらへんを歩いている市民市長で、気安く話しかけやすい人なのです)

稲城市のキャラクター、いなぎなしのすけも来ています。

運営の稲城市職員さんたちスゴイですわ。無料入場なのに。

 

今回は、なしのすけの生みの親、井上ガジェット先生も一緒に写真撮影してくれたの~♪

ガジェット先生、SNSアップ許可ありがとうございます!

 

 

2、メカデザイナーズサミット 会場レポ

さて。

メカデザイナーズサミットvol.7は、31.3.16に若葉台のiプラザで開催。毎年、開催場所はここで、日程は1月~3月の間に行われている。

若葉台駅から改札を出て左手です

 

 

2年前のVOL.5はヤッターマンシリーズだった。

(関連過去記事)メカデザイナーズサミットvol5レポ→ https://mina-office.com/2017/02/05/tatsunoko/

今回はボトムズです!

よかったね、夫!

会場は80%以上の入り。ミドル層が多く、ほぼ男性の一人客。コマ対決ではファミリー層がメインだったので、入れ替わりだね。

やはり、キリコのファンは多いのだな~。

トークショーが始まると、撮影・録音は禁止です。

左からトーク回しの五十嵐さん、声優の銀河万丈さん、大河原邦夫先生、ボトムズ作者の高橋良輔さん、と並びます。

声優の銀河万丈さんは、夏目漱石みたいな風貌。高橋良輔さんは、泉谷しげるみたいな風貌。

しかし、すごい人達が来てたんだな~。ボトムズの予告編を語っていたのが銀河万丈さん。話す内容を考えていたのが高橋良輔さん。

3、ボトムズは喫茶店で作られた

高橋さんは遅筆で、職人で言うところの「ツボを割るタイプ」らしい。予告編は、高橋さんが喫茶店で45分くらいぼんやりして15分で書き上げるんだってさ。(分かる!)

毎回、高橋さんがギリギリで予告編のシナリオを銀河万丈さんに渡すらしく。言葉が難しいからやりがいのある仕事だったみたい。

ボトムズやダグラム作成中は喫茶店を1日5件くらいはしごして、本編を考えていたらしい。

上司(かな?)に、全編自分で考えなさい、と言われ、本当に全編作ったみたいね。高橋さんのカラーが出たので、やり切ってよかったらしい

4、銀河万丈さんのトーク

トークショーでは、司会の五十嵐さんからの銀河万丈さんへのフリで、「このセリフ読んでみて」の生アテレコがあり、おお~!となりました。私的には「キリコが飲むコーヒーは・・・苦い」を聞きたかった笑!

銀河万丈さんは有名な声優さんで、サイボーグ007での005の声も担当し、「オレ・イク」くらいしかセリフがなく、キャラ泥棒と言われていたんだよとか、タッチの時もそうだった、など笑いを取っていました。(私にはよく分からないが会場は受けていた)

別の現場では、郷田さんにいいところを持っていかれたよ、など笑

郷田さんて誰。

5、ボトムズ誕生秘話

ボトムズの前作のダグラムは好調だったみたい。スポンサーは「次回作は小さめロボットでお願い」という話があり、ボトムズを企画したらしい。

しかし、デザイン的に難色を示され(ロボットおもちゃ的に?)たものの、ゴリ押ししたみたいね。

6、ダグラム、ボトムズのあらすじ

どちらも暗い話らしいです。

ダグラムは反政府側のお話しらしく、ゲリラ戦の話。暗い。(夫はファンでロボットも持っていたらしい)

ボトムズはキリコが終われる話。暗い。しかもキリコの性格が暗い。(夫はファンで、私にも見ることを強制する。ここんとこ毎日OP曲とED曲を聞かされる。)

太陽の光をあびろよ、キリコ!(宇宙の話だから無理)ワハハと暮らせよキリコ!笑顔がないと幸せが来てくれないんだよ!と説教したいわよ。

どちらも、組織の中でどのように自分は生きるのかということ、信念についてどう考えて正しいと思うことをどう行動するのか、ということを考えさせられる・・・のかもしれない。・・・すみません、テキトー言いました。

戦争哲学者の話、らしいです。高橋さん談。

7、ボトムズ戦場の哲学者(現代版。原作は小説)

現在、配信している(らしい)ボトムズ戦場の哲学者(以下、勝手に新説ボトムズと呼称します)。本編のキリコが乗るロボットAT(アーマーズとぅるーぱー)は汚い緑色なのであるが、新説ボトムズでは白い!

白いロボットって難しいんだって。新説ボトムズでは白いロボットに金ボタン。

スコープドックは普通の歩兵が着るので、地べたを這いまわるようなロボットにしたかったが、おもちゃメーカーの都合もあったようで。わたし、こういう高橋さんの考え方って好き!

エリートはセレモニーにしか来ない、儀礼的な存在で現場とは違うんだという考え方をキャラと兵器で表現したかったみたいだった。

メーカー(理念は分かってない)とデザイナー(利益が分かってない)との間のジレンマがあったみたいだった。

8、ファンからの質問

ファンは素晴らしい質問をします。

(1)これからのボトムズ続編

高橋さん曰く、ボトムズのキリコ版続きストーリーは考えているらしいです。現在、いくつかシナリオを作っては捨てている状態らしい。捨てシナリオの下書きを、税務署職員あたりがゴミ漁りして保存しといてくれないかしら?

神の子版とその前にフィアナ死亡説を考えている。とん死に注意だよね、と言い、会場が沸く。

ボトムズ続編があるという発言に会場がぉぉ~っと感嘆の声。

私はオタクを尊敬するのはこういうところ。相手に対する敬意が詰まっている気がして。鉄道オタクとかアニメオタクとかってお行儀がいいのよ。立派です。

(2)これからのメカデザ

大河原先生は同級生に「トークショーで空気だったね」と冷やかされたらしく、今回は頑張っていた・・・みたいだったけど、割と空気でしたよ♡

もうトシだし、メカデザは10回目で卒業したいなあ、などと・・・あと、3回くらいで終わってしまうかもしれない。始まりがあれば、終わりがある。

(3)ロボットのカラーはどう決めているのか?

大河原先生は答える、当時は実際の絵の具的なものを使っているため、予算があり好きな色を使えなかったんだって。イメージカラーを担当の女性に伝えて、女性がファイナルアンサーしてたらしい!

結構ザツ!

今は、デジタルだから色の制約はないみたいよ。

ガンダムの手前の汚い緑色はボトムズです。テストに出るよ!真ん中のヤッターワンから梨が出てきていますが、実際には畑の木から梨が生まれます。テストに出るよ。

 

(4)地名や人名はどう決めているのか?

高橋さんは答える、皆殺しのトミノさんが凄くて追いつけない。

皆殺しのトミノさん(出演キャラクターを死なせてしまう)はこんな人だよ、と夫が愛読本を見せてくれたわ。アムロに対して、「データのために生き延びてくれ」と言ったのがハン博士。「だから人の本音は聞きたくありませんね」と、アムロがハン博士に切返し、ハン博士は「まったくだよ」と言った、と夫がアツく語り出したのでトミノさんの話はここでおしまい。

 

 

地名はカタカナの地名一覧や人名一覧で決めていて、逆さまに読んだり一文字飛ばして候補を絞っているらしい。その後、実際に声に出してフィットしたものに決めているんだって。

声に出して、ということがポイント。やはり、ものづくりは感覚が命だよね。

なお、ウドの街は「役にたたない」のウドの大木、から決めたらしいです!

ファンの方「やっぱりね!」で会場、沸きました!

(5)ダグラムの冒頭でロボット荒廃シーンの意図

あれはスポンサー事情ではなく、高橋先生の意図で挿入したみたい。終戦から描いたんですねぇ。

夫曰く、冒頭でロボットを壊すシーンは印象的でとてもよかった、と言っていた。

質問したファンの方も含めて支持者が多かったように感じたわ。今でこそ、エンディングシーンから始める物語も多いけど、当時は珍しかったんじゃないかしら。

(6)実際の兵器を参考にするの?

大河原先生は答えた。稲城にはあちこちに戦車があって(よく分からないが)、実物を見るチャンスには事欠かなかったけれども、あんまり戦車などをまじまじと見ることはなかったみたい。

イメージを優先したかったみたいだった。

・手話通訳

会場では手話通訳さんもいて良いね。今回は、手話による質疑応答もあったけれどもプロの通訳さん2名が連携して通訳していて、素晴らしい稲城市!

・広州にて大河原展

中国の広州では、大河原先生の作品展が大規模に行われていて。

ボトムズ1/1の展示もあり、スゲーな中国状態らしい。

大河原先生が空気感を消すために(?)現地の写真を提供してくれて、ファンが沸く。すごいスケールです!

吊るされたロボットなどあって、迫力がすごい。お金もかかってる~。日本だとなかなかここまで実現しないんだって。予算もだけど、広さや危ないからダメとか色々あるんでしょう。

大河原作品で、日本ではあんまり売れなかったけど中国でもめちゃ人気なのがあるんだってさ。6月まで、やってます♡

投稿者: 小野寺 美奈

税理士。相続診断士。FP。 川崎市・東京多摩地方を中心にした、地域密着・現場主義。 税務の記事はご自身で税法を確認されるか個別に有料相談に来てくださいね。