赤字!深夜バス平日運行の是非

2019.10.8 町田駅から成田空港まで、深夜バスに乗る!3650円なり。

25時30分、町田駅に深夜バスが到着。成田空港行き。

平日だからなんだろうけど、めっちゃ空いてる。

5人くらいしかいない…

ひとり3500円として17500円の売上だ。高速代と人件費で終わりだよね?固定費回収に至らない。

こういうのはですね。1回の利益を追求しては、ダメ!

継続的な商売を行う場合には、長期スパンの利益という目線を持たねばなりません!

今日だけ、今週だけ、今月だけの利益額でオタオタしてはなりません。

毎日運行しているから土日も利用されるのであり。まぁバスはね。社会インフラ的な役割もあるんだろうから、普通の商売とはちがうかもだけど。

単発の仕事と、継続的な仕事とでは戦略が違います!

この頃は義理人情お付きあいが評価されない時代になりました。広告の上手さで仕事を取る時代、実力が問われない。

誰にでもチャンスがありそうな反面、広告力のある資金力がモノを言う現状。それに甘んじていじけてる中小企業。トレンド重視で見る目のない消費者。

地道にコツコツ努力することが評価されない。成功の秘訣は時代の流れを読む嗅覚だけ?そうかもしれないね。

バス運行はトレンドに無関係。単発ではなく継続的な商売です。今日の運転手さん、「こんなに客が少ないと利益出ないし休みたかった」と思うかもだけど、今日の運転があるから土日の売上に繋がっているわけで。当事業年度の売上に貢献しているってことをお伝えしておきます。

今日の結論。商売は長期スパンで考える。だから、平日は赤字覚悟でもバス運行が必要、です。

ところで。今月の売上が思わしくなかった事業主のみなさん!(わたしも)

前期比較、業界動向など複合的な視点で経営分析しましょー。(と、なぐさめる。)

成田空港第三ターミナル、深夜の気だるい雰囲気の現場からお届けしましたー。

公開研究討論会、2019は札幌です!行ってきまーす

投稿者: 小野寺 美奈

税理士。農業経営アドバイザー試験合格者。認定経営革新等支援機関。相続診断士。FP。 川崎市・東京多摩地方を中心にした、地域密着・現場主義。 税務の記事はご自身で税法を確認されるか個別に有料相談に来てくださいね。