おばさんの芋けんぴ

2019.10.12 北海道の旅は、羽田空港から浜松町へのおばさんふれあい旅でした。

町田駅から成田空港へ向かい、降車の際におばさんがシートベルトの外し方が分かんない!分かんなーい!というので、通りかかりに外してあげました。

おば1。

LCCの飛行機へのバス移動の際には、外国人旅行客の子供に席を譲ってあげました。おばさん、サンキューとにっこり。おばさんが座り、子供を膝の上へ。よかったね。

おば2

千歳空港駅から新夕張駅まで。新夕張駅では、掃除のおばさんとのふれあい。

おば3。

夕張市石炭博物館にはランチがないので、ちょっと車で行ったキネマ街道でジンギスカン丼。マスターに汽車廃線時の話など取材。

おじ4。

幸せの黄色いハンカチの撮影地で、「あんたたち、映画見たことある?」「武田鉄矢って知ってる?」「この車知ってる?」

全部知らんし。

「おじさん、これってなんでハンカチを上げてるの?」「出所を待ってるの?いつ出てくるか分からずにぃ!?」

「・・・・その一途さがこの映画の素晴らしさなんだよぅ」

「あの干してあるズボンは?高倉健のもの?2人でここで暮らしたんですか?」

「・・・そうなんじゃないのぉ・・・・(意気消沈)」

おじ5。

メロン屋さんでもふれあい旅。へぇ~普段は除雪の仕事をしているんですねぇ。農家さんをどう選ぶんですか?ほうほう、食べ物のほかに目の輝き。土。なるほど。

おじ6。

羽田空港で始発まち。直前まで切符販売機が開かないの。おばちゃんが来たので、500円券がお得らしいですよ!どこまで行くんです?じゃぁ500円チケットが安いですよ。

と、ふれあい。

浜松町までご一緒する。

アイドルのおっかけをし、今から帰るところ。去年、一緒におっかけをしていて夫が亡くなっちゃって、子供が閉じこもってないで出ろっていうので遊んでるの。

先月はラスベガス行ってきたのよ~。やっぱりすごいわ。けど、あんなに食べられない。

青森県民のりんご事情?近所では買わないで、弘前までりんごを買いに行ってる。おいしいのの。おいしいのの~。

あなた、親切にしてくれてありがとう。これ、あげる

芋けんぴ!

高知に行っていたらしい。きっと高そうな芋けんぴ

人の好意は遠慮してはならない。有難く受け取る。

おばさん、私からは白い恋人をどうぞ。交換しましょうよ。(あ!私は親切にした側だから、そこまでしなくてもよかったんじゃないの。まぁいいか)

あら、いいの?ありがとう。(芋けんぴと白い恋人だと、時価が釣り合わないわね)文旦もあげるわ。

じゃぁ、私はこれから東京駅へ行って、七戸駅までの新幹線に乗って帰るんだわ。

バイバイ、おばさん。白い恋人と、芋けんぴ+文旦という瞬時の等価交換判断スキルに脱帽です。

なーんか、おばさんにはじまり、おばさんに終わった。

こうして、たくさんの人とふれあって楽しんできた。

旅は、思い出は、人と芋けんぴだと断言できる。日曜日に仕事して帰ってきたら、夫に芋けんぴが食われた。・・・・こうして、人とのふれあいを楽しんだっ

投稿者: 小野寺 美奈

税理士。農業経営アドバイザー試験合格者。認定経営革新等支援機関。相続診断士。FP。 川崎市・東京多摩地方を中心にした、地域密着・現場主義。 税務の記事はご自身で税法を確認されるか個別に有料相談に来てくださいね。