ファミマのクリスマスケーキ予約販売について

2019.11.21 経済ニュースで見た、「ファミマがクリスマスケーキの当日販売やめたってよ!」

売りたいだけ作っておいて、現場になんとか売らせるということは、よく行われていたことでした。

郵便局の年賀はがきもそうだったんでしょ?従業員にノルマを課してなんとか目標を達成する…みたいな商売慣行(…)があるわけです。

多くの組織は、1年度の売上目標などにクリスマスケーキ販売は組み込まれていて、達成しないと偉い人がもっと偉い人に怒られる仕組みになっていると思慮いたします。

売れ残って捨てる、は、販売見込みが甘かったともいえるし、

現場にケーキを置いといて何とかさせればなんとかなるんじゃ?(そしてなんとかなってきた)という発想もあるよね。

強制がないと、人は怠けるので、残念ながらノルマを課してクリスマスケーキを売らせるのは意味があったのかも。

コンビニの家族用クリスマスケーキの想定顧客って、予約を忘れたパパママや新米彼氏が、子供や彼女がキレて慌てて買いにくる層?いまは、どこでもケーキが珍しいものではなくなったし、予約もネットで簡単。市場は変化したよね。

一部のコンビニがクリスマスケーキ予約販売のみとするのは、マーケットの縮小、販売員が確保できない、予測能力の低下、などがあるよね。

フードロスのため!ってのは建前じゃないかしら。

ところでファミマのオーナーさん。予約販売では取り違えたり、「違う!オーダーした!あなたたちが間違えた!」と言うお客さんが毎年いるので、お店(オーナー)で多目に買っておいておいてください。

投稿者: 小野寺 美奈

税理士。農業経営アドバイザー試験合格者。認定経営革新等支援機関。相続診断士。FP。 川崎市・東京多摩地方を中心にした、地域密着・現場主義。 税務の記事はご自身で税法を確認されるか個別に有料相談に来てくださいね。