下準備・現場調査の順序

2020.7.20 今日は、とあるチャンスがあり現場を下見し十分な下準備の後、事実関係を確認に面談しました~。

先にヒアリングしてから状況証拠を揃えるか、先に書類や現場確認を行った後にヒアリングするか、パターンはいくつもあります。

どっちを先にするのがベストかは、未来にならないと分からない。

相続税の土地評価では、事務所によってルールがあるのかもしれないね。時間的な制約を優先するケースもあるんでしょう。

・役所調査が先か、現場調査が先か。

土地評価を行う際には、現場調査と役所調査をすることが多いです。どっちを先に行うべきか??

私は、結構テキトーにやってます。(*´ェ`*)エヘヘ

おそらく、現場調査を先にして役所調査は後。役所調査後、必要に応じて再度現場調査、がベストかもね。

役所が閉まらないように役所調査を先にして、その後現場調査すると「・・・・役所で聞けばよかった・・・・」ということもあり。(゚◇゚)ガーン

前回は先に役所調査をしたので先に現場調査をすると、役所調査でゲットした資料を見てから「あ・・・・また現場で見てこなきゃ・・・・」ということもあり(゚◇゚)ガーン

私の場合、自分だけの事務所なので、自分の時間をやりくりすれば何度でも現場に行ける訳ですが。遠方の現場だったらどうするんだろう。滞在費がかさめば、報酬に上乗せになっちゃうし(上乗せ出来ずに少ない利益が減るんだろうな・・・・)。

・ヒアリングが先か、資料集めが先か。

私は先にヒアリングをして、後から資料集めを行うことが多いです!

(資料を集めてから、「受任したくないな・・・・」と思っても断りにくいので、先にどんな方かヒアリングしたいというのもある)

相続案件の場合、私は依頼人には何度も確認しています。

わたし「○○とお伺いした気がするのですが、もう一度、確認してもいいですか~?こういう資料があって(見てもらう)」

納税者「あ、そういえばそんなことがあった。かくかくしかじか」

わたし「なるほど~。(それ、めっちゃ大事なこと!よかった、聞いておいて・・・)」

ということがよくあります。依頼人の中には、「前回言ったよ!」と言われちゃうこともあるけど、前回とは状況が異なるということもあるのです。

先方のせいにするのも気が悪いので、低姿勢で聞くようにしてるけど、忘れっぽい人と思われて信用をなくすのもイヤなので、たまには「前回は○○とお伺いしたと思いまして」と言うことにしています。

(重要なことは何度も聞きます。怒られても聞く。間違えると納税者が損しちゃうから。)

ヒアリングで先にしっかり話をしてもらい、その後、証拠書類と突合して事実関係を導き出すという手順を踏みます。

・面談に限りがあるとき

問題は、ほぼ1回しか会えないヒアリング。

何を聞きたいのかを絞って、こう言われたらこの資料を見てもらう、こういう書類がないか聞く、などの戦略をたてて面談するときは、気合いが入ります!

ある程度、回答をシュミレーションしておく。思わぬ回答があって、全然、考えていたことと違っていたりして。奥深いなぁ、まだまだ想像力が足りないと感じて思わず笑顔になっちゃう。楽しいよね。

あんまりない機会だけど、今回は効率的なヒアリングが求められる局面だったので、勉強になりましたわ~。

あ~楽しかった。笑顔で寝よう。

(公開日 2020.7.26)

投稿者: 小野寺 美奈

税理士。農業経営アドバイザー試験合格者。認定経営革新等支援機関。相続診断士。FP。 川崎市・東京多摩地方を中心にした、地域密着・現場主義。 税務の記事はご自身で税法を確認されるか個別に有料相談に来てくださいね。