2022.9.13 農業DXのお勉強。アメックス主催の農業DXの第一歩:農業・
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おのでらの感想。
農業DX、酪農家の牛1頭ごとの管理DXは便利でいいね!耕作だと、メリットに乏しいかしらね。補助金・交付金のデジタル化(タブレット1台で済ませる)、いいけど、紙申告も認めてアナログ農家を排除するようなことはやめてください。「便利だから使う」なら良い。「紙だと嫌がられるからデジタルを使わされている」だと不満が出るよ。
会計業務の話を聞いていて思ったけど、「請求書作成&決済付き電子インボイス」で解決できるよ!あと4年くらい待てば出来上がる(予想!)
クレカ支払いを会計データにCSV取り込み・データ同期するだけで解決するなら、簡単な話なの。事後処理で悲惨なことがあるのです。光熱費ならいいけど、仕入れや経費だと発生主義の関係があって手間が増えることもあるのよん。
参考関連記事 これがいい!決済付きインボイス → https://mina-office.com/2022/05/16/kessai-inboisu/
さて、今回のWEB研修のレポ。
基調講演:
講師は、農水省の大臣官房参事官 窪山さん。
小さい農家、家族経営農家を念頭に置いて話をするみたい。
基調講演、もともとはゲタナラシや六次産業化をしていて、兼業農家でもあるらしい。(鹿児島の方のようです)
農家高齢化、自治体職員の数も減っている。補助金申請は自治体職員を頼りにしている。DXで紙を減らさないと継続困難。
経験と勘で行っていた農業は、DX化で数値化(マニュアル化?)しないと農家のノウハウが無くなってしまう。なんでもAIやロボットでいいわけではないが、何らかの導入の必要性を感じている。
ある程度の大きさになる農家は、雇用をするのでいいが、家族経営だと事業承継が困難。
作ったものの価値を農家も消費者にもわかってもらえるように~
<音声が乱れ、一時中断>
行政手続き(補助金)をオンライン化したい。(結局それだよね!行政の手間なんだよね!)
高齢農家は、支援機関が代理できるようにするみたい。
eMAFF。
eMAFF地図。農地の管理、書類と現地確認で行っている。(水田活用交付金も)タブレット1台で現場確認をしてポンと申請して終わりたい。
現地確認アプリはできている。令和4年にかけて台帳整理を進める。(おのでら:画面を見ると、いい感じ。けど、行政職員との接触機会が減っちゃうね)
MAFFアプリがあり、現場と行政職員への相談を容易にできる。
セミナー主催者の挨拶
アメリカンエキスプレスの副社長の谷川さん(女性)
業界ごとにカードの種類があり、農業分野にも進出したいので今回のセミナーを主催した。
会計業務の効率化にも寄与できます!JAバンクからの引き落としもいよいよ始まります、お願いします!
パネディス
1、青山さん(新潟食料農業大学 准教授)
2、丸山さん(朝霧メイプルファーム有限会社 代表)富士山の麓にあり、毎日13トンほどの牛乳を出荷し、食卓に届けている。
3、窪山さん(農水省の大臣官房参事官)
4、谷川さん(アメックス副社長)
<機材トラブル>
酪農家の丸山さん。
スマート農業の利用、丸山さん。牛500頭いる。(100頭以下を個人利用、というイメージだと思うけど)ユーモーションでウシの管理している。ラインワークスでスタッフ同士の連絡している。
農家は、牛の目を見れば体調が分かる(マジ!かっこいい!)。具合が悪いとデジタルがなくても分かる。けど500頭だと見落とす。
准教授の青山さん。
農家に足を運んで現場のことを知るようにしている。
酪農はスマート農業が進んでいる。耕作は、散布を背中に担がずにドローンでできる。
130ha(1000枚の田んぼ)ほどの農家さんが出荷先までの在庫管理をしていると聞いた。
大きい農家はスマート農業が進んでいる。窪山さん、スマート農業の課題を話してほしい。
農水省の窪山さん。
鹿児島から30年役所の仕事をしている。当時スマート農業があれば楽できたのにと思う笑
スマート農業の課題。”スマート農業を導入すれば労働者不足でもドローン散布すれば楽できる”、ではない。スマート農業を経営参画につかってもらいたい。ドローンで出来ること、局所ごとに何を散布するかを考えるためにデータ活用をするのがいいと思っている。
<青山さん>導入には前向きな農家がいるが、活用しきれないケースが多いように感じる。
酪農家の丸山さん。
ユーモーション。IT導入が遅れているのは目的がないから。農業経営は苦しいので、IT導入でどう効果があるのか、どういう活用にすればいいのかが分かりにくい。(自分は社長になって2年目。父が財務管理)労務管理が課題。
次のテーマ。生産現場とバックオフィスにおけるDXとは。
酪農家の丸山さん。
バックオフィスのDXについて。LINEワークス活用(クラウド)。目的別役割別に部屋がある。犬の散歩当番の部屋もある笑。生産管理の気づき・悩みの情報共有部屋がある。
准教授の青山さん。
バックオフィスはまだまだ紙が多く効率化が課題。バックオフィスは、女性が担当していることが多い。スマート農業は大規模農家でないとコスト負担できない。バックオフィスは小さい農家でも関係がある。
農水省の窪山さん。
農家から書類が多いと言われる。交付金を受けるためには6月30日までに営農計画書を提出し、役所は確認する。
IT化の誤解として、紙をPDFにするだけならやってることは同じ。
酪農家の丸山さん。
窪山さんの話を聞いて、改めてDXが進んだと感じる。ネット申請できるので当初よりかなり楽になった。免税の書類もDXしてほしい。(一枚一枚サインして切手を貼って郵送し、訂正もすべて紙でやりとり)
農水省の窪山さん。
補助金交付金と、税もかもしれないが、手続きのDX化をしたいと思います。
アメックス谷川さん。
弊社アメックスは、コンサルのパートナー会社もあるので、DX導入のサポートもしています!公共料金の支払いをアメックスカードで出来ます!請求書の束が減ったり、会計処理データが容易になるメリットがあります!
次のテーマ 農業DXのためにまずできることは?
<青山さん>経営発展のためにやっていきたいことはありますか?
酪農家の丸山さん。
生産に特化したい。スタッフ20人、役員は父と自分。経理は雇ってない。ヒト・モトをDXで改善したが、お金の不安を持っている。忙しいと支払いを忘れてしまう。DXで解決してれるといいと思う。
(おのでら:デジタルインボイスで解決できる)
(自動引き落とししかないよね~。デジタルインボイスにも期待したいけど、議論が時代遅れだから時間かかりそう)
准教授の青山さん。
税理士や社労士を雇うには農業者は少ない。書類がたくさんで、資材などが高い。自分の経営を見つめなおすのはいい。
どんぶり勘定はなくなってきたと思うが、家族経営は私費との分離も必要。農業DXで資金計画をやっていけるチャンスであると思います。
(士業を雇う、って言わないでほしい( ノД`)シクシク…)
農水省の窪山さん。
農家の経営をよくするために、デジタル技術導入を目的とすべきではなく、農業の経営改善のために農業DXを役立ててほしい。今回はeMAFFを紹介した、活用して本業に取り組めるようにしてもらえると嬉しい。現場の課題とマッチするようにしていきたい。
アメックス谷川さん。
現場のお客様の課題をお聞きして、アメックスが提供できることを提案していきたい。アメックスをご利用のお客様とのマッチングサービスもしております。
質疑応答の後、セミナー終了。