大好き。ふるさと納税

ふるさと納税をして、地元の特産品をもらった!

ふるさと納税をしたのは、平成28年12月の下旬。6つの自治体にふるさと納税して、今週早速特産品をもらった!

茨城県境市から米15キロ。ふるさと納税額10,000円。
大分県 から、とり天とり唐揚げの冷凍セット。レンジで2分くらいですぐ食べられる。小分けになっていて、一人暮らしにちょうどよい。前年も納税して返礼品がおいしかったので、今回もリピート。納税5000円。

支払方法をどうするか。

ふるさと納税サイトから予算と狙ってる特産品を絞り混んで、申し込み。私はコンビニ払い、郵便局での振込みにした。これなら絶対に支払日が確定するから。支払日の属する年の所得控除・税額控除になるからね。

年末なので、せっかくなら、と平成28年に支払いを確定させて、平成28年の税務メリットを狙った。これで、平成29年もめいっぱいふるさと納税ができる!(といってもちょっとだけど)

コンビニ払いも郵便局の振込用紙支払いも、どちらも、手数料は先方が負担してくれるよ。

カード払いは信用できないからね。実際、12/31、23時にカード会社(楽天かヤフー)がサーバーダウンして、納税できなかった人がいるし。12/31までに支払が完了していないと、その年の寄付金控除・寄付金税額控除の対象にならない!まぁ、平成29年に税務メリットは受けられるから。どんまいよ。

そして、この「いつが支払か」というのが、カード払いでは微妙に日付がずれる場合があるので、年末のギリギリの場合には、カード払いの取扱いを確認すべき!

他の自治体にもふるさと納税をしているので、届くのが楽しみ。

ふるさと納税がお得なしくみ。

なんでそんなに「ふるさと納税」かというと、2000円の手数料でふるさと返礼品がもらえるっていうのが最大のお得。所得によって税務メリットが受けられる上限があるよ。

税務メリットとは、具体的に今回の私の場合でいうと、

10,000円を茨城県に、5,000円を大分県に寄付した。15,000円がお財布から減る。

寄付金証明書が郵送で自宅に届く。

返礼品のお米と、鶏のからあげが届く。嬉しい。

確定申告をする。(ワンストップ特例という確定申告しなくていい制度があるけど、使いにくいからやめた方がいい。)

平成28年分所得税が600円還付される。(15,000円-手数料2,000円)×私の税率5%=600円(復興税は無視する)

平成29年6月に請求される住民税が、12,400円減額して請求される。(限度額がある)

15,000円寄付したのに、13,000円の税金負担が減り、しかも返礼品がもらえてしまう。

という魔法のしくみ!

下のバナーをクリックすると、ふるさと納税サイトにとぶよ。会員登録しなくてもふるさと納税はできるはず。確定申告のやり方も書いてある。年収ごとの税務メリット限度額目安表もあるよ。

パート主婦など、所得が少ない人は、夫がふるさと納税をするべし。奥さんは、この自治体にしたらぁ~?とオススメして、申し込みを夫ちゃんに代わってやってあげればいい。

 


こういうサイトがあるってことは、自治体がふるさと納税誘致の広告費を負担してるってことだよね。どうなんだそれは。

所得税・住民税がかからない人には、税務メリットはないけど、選んだ地域の町長からお礼が届くし、自治体によっては地元のパンフレットをくれたり、翌年に「今年もどう?」とお知らせをくれたり、テレビに応援した地域が映ると嬉しくなったりする。

首都圏出身で、帰省先がない私には、ふるさとをいくつも持てるからうれしい。しかもお断りされないし。一度、不幸にもふるさと納税をした自治体が自然災害にあってしまい、ふるさと納税してよかったと思ったよ。落ち着いたころ、お礼のお手紙と返礼品もくれた。お手紙がすごく嬉しかった。

賛否両論あるよね。

反対派の意見は、実際に住んでいる自治体の税収が地方へ移ってしまう、寄附なのに返礼品があるっておかしいよ、高額所得者が有利になり金持ち優遇、などかな。

賛成派の意見は、自分の出身地に仕送りをしたい、自分の税金の使い道を選べるのがいい、単純にお得だから、ふるさとを応援できる、など。

行き過ぎた返礼品を総務省が問題にして、一部自粛があったりした。それでも、私は賛成だね。地元が潤うなら。

で、ふるさと納税額を競い合うみたいなアホなことが起こってるみたい。何のための寄附なのか、ちゃんと分かってるのかな・・・ふるさと納税10,000円をゲットした自治体が、10,000円相当額のお礼をしてしまったら、赤字に決まってるじゃん。事務手数料とかあるんだよ!

ちゃんと地元の産業活性につながる返礼品をしないとね。地域の人の雇用につながるように。おいしかったら、通販で買ってくれたり(可能性は低いけど)、旅行に来てもらえるように工夫している自治体が増えてきた。

一方で、ふるさと納税の返礼品をビジネスチャンスととらえて、感心しない商売を始めたケースもあったね。許しがたい。

ニュースでみたけど、地元でしか使えない商品券を返礼品としている自治体に出店して、地元と全然関係ない中古の海外ブランドバックを販売していた。

それは地元関係ないから!!てか、購入する側もする側だよ!で、そういう商売をする人に商品券を使わせる許可を与える方も与える方だよ!地方の人!騙されないで!

TVCM出してまでやる?とか思う。まあ、国内で取り合う分にはいいのかな、なんて思うけど。

ふるさと納税の税務メリット限度額は、平成27年から、住民税の課税所得の10%まで上限を20%が上限に増額された。

寄付金の税額控除の厳密な計算式は難しいので、ざっくり税務メリット限度額早見表を見るのが一番早いよ。でも、限度額まで納税する!んじゃなくて、余裕がある範囲で、応援したいだけふるさと納税するのがいいと思う。

平成28年は、熊本地震があり、返礼品の有無にかかわらず沢山の人が熊本にふるさと納税をした。私見だけど、日本には寄付は全然根付いてない。なんか、「施し」って感じて、あまり受け入れられないよね。欧米とは文化が違うから、日本は日本なりの助け合い方でいいと思うんだよ。

ただ、お金をあげるより、労働の場を提供して自分の力で稼げるしくみを作る方が、いいんじゃないかなーと思う。私のふるさと納税で、コメ農家と養鶏場がちょっとだけ潤ってくれたかもしれない、と思いながら返礼品をおいしくいただくよ。

平成29年もやります!ふるさと納税。

投稿者: 小野寺 美奈

税理士。農業経営アドバイザー試験合格者。認定経営革新等支援機関。相続診断士。FP。 川崎市・東京多摩地方を中心にした、地域密着・現場主義。 税務の記事はご自身で税法を確認されるか個別に有料相談に来てくださいね。

「大好き。ふるさと納税」への2件のフィードバック

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