誰が何と言うか。国会中継から学ぶ

29.11.29 私の夫はテレビで国会中継を見たらしい。「そんなこと、今頃ドヤ顔で語る!?」らしいです。

我々、税理士も、専門家としての視点ばかりで一般納税者の視点と乖離してしまわないようにしないとね。

・我が家の会話より

夫「今日、テレビで国会中継が流れててさ」

妻「どうしたんだ夫!政治に全然興味ないのに」

夫「生活保護を受けるお年寄りが多いから問題だってパネルで政府側に今後の対策について質問している政治家がおってだな」

妻「誰?誰?誰」

夫「そんなの、10年前からみんな知ってるのに、パネルまで作って政治家って何にも知らないんだなって思ったよ」

妻「フーン。10年年金で生活保護費を減らすという政策もあったと思うけど」

夫「(完全無視)財務大臣が、”昔は55歳が定年で平均寿命が55歳くらいだったかららしいです、昔ならボクをはじめここにいる人たちはほぼ皆死んでますよ(笑いが起きる)。”ってパネルも見ないでパッパと話してて、話す中身も面白かった」

妻「今の財務大臣、自分は金持ち出身だからプア層の生活感など知らないということを知ってるのかもねぇ」

夫「昔から社会問題なのに、さも自分が見つけたみたいに言っちゃうんだから、政治家ってさ。私が造語を作りました、なんて言ってるんだよ。それにひきかえ、財務大臣はよかった」

妻「(そういえば、現在の財務大臣は政治連盟の定期総会に来てくれて、スピーチも変わってて面白かった)」

・質問事項はまとも。

どうやら、政治家さんが生活保護を受ける高齢者について「エイジングプア」と勝手に名付けて問題視したことについて、「今頃気付いたのかよ、しかもドヤ顔で」と夫がナンダカナーと思ったらしい、というお話し。

実際に文字起こしされている文面を見ると、高齢化社会だから介護職に対する人件費についても介護保険に上乗せしないと立ちゆかなくなるし、健康保険や介護保険制度などが破綻しないように考えないとならぬ、という問題点についての議論だったみたい。

超高齢化社会の最先端である日本がよい方法を見出せればパッケージでビジネスとして売れるのでチャンス、頑張りましょうね。とのこと。ベトナムがどうとか?

(わたし的には国家的な諸問題を最初からカネに結び付けようという感覚に驚く)

さらに、定年制がなくなっていく昨今、どのような社会がよいのかということも考えなくてはならぬね。

・大臣まかせのこんな世の中じゃ

ところで、当該議員は、「このような問題がある中、総理は日本の将来ビジョンをどのようにされたいとお考えでしょうか」的な発言があり、もはや国民が国を作るという観点ではなく、彼は総理大臣が国を作ると思っているのかもしれない。

選挙で選ばれた議員が、選挙区の有権者の意見を集約して発言するところが議会であるべきでは?「総理大臣はどうしようと考えていますか」とは、選挙区の有権者の意見をあなたは持ち合わせていないのですか、総理大臣任せなのですか、と反発してしまうわ。意地悪な見方でしょうか。

・税理士業務上の観点から

上記の一連の話から考えてみると・・・

話しが長いと部分的にしか聞かない

面白く短く話すと印象に残る

自分が知らないことを相手はよく知っている

”誰が”発言するかで受け取り方は変わる。日頃の行いって大事

しかし、なんでも言いなりだと専門家の職務上の問題があるので説明力は必要

・・・税法だけじゃダメなんだねぇ。まだまだこれから。がんばろう。オーッ!

投稿者: 小野寺 美奈

税理士。農業経営アドバイザー試験合格者。認定経営革新等支援機関。相続診断士。FP。 川崎市・東京多摩地方を中心にした、地域密着・現場主義。 税務の記事はご自身で税法を確認されるか個別に有料相談に来てくださいね。