30.3.10 川崎市多摩区役所にて、たま学びのフェア2018に行ってきた。川崎市教育委員会が主催!地元民の文化祭だね。
・たま学びのフェア2018 初日
イベントは多くて迷ってしまうほど。
初日の今日は、着付け体験、ウォーキングコーチ、韓国語講座、平和折鶴朗読劇、抹茶振舞い、舞台での出し物などなど。
わたしは午後からゆったりと参加。(自宅から徒歩数分、事務所所在地は隣!)
ウォーキング方法を、市川悦子よろしく覗き見。(運動靴持参しないと入れない)
なるほど、おへその下に力をいれて、目線は上、軽く手を握って肘を軽く後ろへ。踵はこんな風に歩くと、自然についてくるんだねぇ。
講師の先生「内股の早歩きは全然だめぇ!あごは引いたらだめぇ!」の熱血講演。
ううむ。ガニ股セカセカ歩きの私こそ、参加すべきだった気がする…
・情熱のフラメントライブ
次に、舞台のフラメンコを見て。小学生の少年が、海賊の帽子をかぶってフラメンコ。いいね!かっこよい!マンガ「ワンピース」のねずみ(チョッパー?)が被ってるみたいな帽子。
ホールは暗くて空調もいまいちでむわゎゎわぁぁあとしているので、子供が泣く。あっちでも、こっちでも泣く。
他のイベントが終わったのか、おばちゃんらの団体がおしゃべりしながら席探しにフラフラ。見えないよぅ。
…こういうところが市民の文化祭だよね。子供の泣き声をBGMに、おばちゃんらのせめぎあいのせいで舞台が見えないという。ワハハ!まぁ、お互い様だからさ。ご近所さんだし、寛大にいこう。
フラメンコの歌は生歌で迫力満点。演出も、舞台を暗くしてシルエットを楽しむスタイルだったり、デュオで踊ったりとバラエティーに富んでたよ。
むっちりの情熱家さんと、ほっそりの細やか系。違うタイプの二人が。フラメンコの板上で舞う。
ファイナルはみんな総出でオーレー!オレっ!
・バリダンス スカールリリー
次はバリ島ダンス。こちらも魅惑のダンス。
動きが少なくて、カメレオンを見てる感じ。チラと繊細に動いて髪飾りがキランとしたわ。
右の叶姉妹のおねーさん似のダンサー素敵ね。左の方は首のカクカク感に特徴があって好きだわ。
などと自分のひいきのダンサーを探してみてた。
ダンスはきれいだったよ!動きや表情だけじゃなくてカラフルな衣装も効果的に利用されていて、楽しかった。
・天地創造 演劇人さぁくるK
さて、目的の天使の劇を見に行こう!大会議室には、椅子も少なくほぼ満員。
出演者は全員大人。8人かな。手作り感があって、工夫が満載。コストをかけるばっかりが表現ではないよね。
劇の内容は、神様が新しい生物を地球に作ろうとしていて、デザイナーの天使が新しい生物のプランをプレゼンする、というもの。
原作はブッツァーティ。
どんどん動物がデザインされて承認されて、生物が地球に創造されてくる。ヒトコブラクダと、フタコブラクダとを発案した天使同士がケンカしたり、クジラが制作されたり。
地球に生命が生まれて、賑やかになっていくね。
そこへ、変わり者の天使が、人間を作ろうとプレゼンする。
神様は、「インテリは争いの元になる。だめ」
と脚下するも、熱意ある変わり者の天使に傾倒してくる。
最終的に、「インテリはトラブルを作るけど、可能性もある。怖いもの見たさもあるけど作るのを許可する」(なにその急展開)
・・・こうして、人間ができてしまいました。
インテリは、トラブルの元でしょうか?インテリは、社会を明るく良くしていく存在なのでしょうか?
神様は、人間を作ってしまって正解だったのでしょうか?
問題提起で劇は終わった。
劇は、面白かった。
・ニンゲンの存在とは何か
観劇を終えて思うこと。
複雑な社会環境を生み出したのはインテリ(知性)なのかもね。競い合うことで社会が発展したと考えればインテリって必要だよね。一方で、インテリがなければ問題は起こらなかったかもしれない。
拡大化する軍需産業、原子力問題、領土問題だって、インテリがあるせいで話が大きくなったのかもしれない。だって、魚や動物はケンカはするけど他人の幸せを奪う戦争はしないじゃん。
わたしはただ安心して暮らしたいだけなのに。
もし、知性を持つニンゲンを創造してしまったことが間違いがあるのなら、是正すればいいよ。修正申告すればいい。で、これから間違いをしないようにすればいい。
ニンゲン業界に未来があるかどうかなんて、未来を築き上げる気概があるかどうかってだけなのではないか?税理士業界も、そう。
トラブルの元だとしても、未来を創造できるのはインテリを持つニンゲンなわけだ。
わたしも一応ニンゲンなので、引き続き頑張るわ~。オーレッ!