裁判所へ行こう!2年目

30.4.23 身近な裁判を傍聴しよう!

裁判は、当事者以外の人も納得する判決が行われるところ。

税金計算は、当事者以外の人も納得する税務判断の上で行われるべき。他者への説明は、どのように行うのがよいのかを学びにいこーう!

特に民事事件では税理士(お金の動きの証拠)が間接的に絡む案件があるので「こういう場面でこのように利用される」という可能性を知ると根拠帳票の大切さを痛感するよね。

遺産分割協議書の無効を訴えている事件もちらほらありました。相続案件は感情が絡むので、税金は二の次として慎重な対応をすべきね。

弁護士・検察は能力に差がある気がする。人間だもの。

1、通訳遅刻事件

間違えて入室した裁判では、被告が外国人なので、通訳さん遅刻により開廷時間が20分延びる。

イミグレ職員が証人(?)で来ていた。

2、報酬の回収もれ注意

大手同業者が報酬未払いを訴えた民事裁判の弁論は、被告である株式会社の代理人が遅刻し、結局同業者代理人がペロリと契約書の原本を提出して終わり。態度的に弁護士っぽくなかったけど・・・。民事裁判って誰でも代理人できるのかな?

3、和解金額の参考値?

サラ金不当利得請求の民事裁判では、若手の弁護士同士が代理人。「裁判所に和解案を出してもらえると和解の話をしやすいんたけど」

とのこと。そんなことあるんだ。

遅刻してきた裁判官は、「ちょっと…退廷してもらえます?廊下で待ってて、すぐ呼びます」とのこと。

えーっと、傍聴人の私はどうすれば…でも喋っちゃダメだと思うし…

結局、指示がなかったので傍聴席にいたまま…大丈夫だったのかなぁ。

(※後日、調べてみたところ、傍聴は裁判の透明性の確認は国民の権利、と書いてある一般人のブログを見て、だから私は裁判長から退廷を命じられなかったのかも。国民である私の権利の方が強いから?・・・出てさしあげればよかったよ。ドンマイ)

結局、裁判官が総合的に勘案した各原告ごとの和解金額案的なものを参考で提示。

4、税理士が証拠を確認する

保険金請求事件では、保険会社に請求を行った原告の代理人が頼りなく、裁判長に

「証拠の資料がないと、資料なしとしますが良いですか?提出する場合はいついつまで」

「○○さんの意見ばかりですが、陳述書がありませんがこのままで良いですか?提出する場合にはいついつまで」

「被告である保険会社に請求している○○は、原告が立て替えているとありますが、領収書など客観的な資料はありますか」

代理人「税理士に確認します」

…なんか、裁判長に教わってばかり。

5、裁判官もタイヘン

同じ裁判長の裁判を続いて傍聴。隣の若い女性裁判官とひそひそクスクスと話をし、隣の若い男性裁判官は白目むいて寝てた。寝るのはいいけど、クスクスは弁護人を嗤っているみたいに見えちゃったのが残念。

代理人が慣れていないのか報酬が安いのか、書類のやりとりを裁判長に教わるケース、訴えたいことについて整合性がないケースなど・・・。

案件をたくさん抱える・専門外の事件を担当することもあると思うけど、打合せ直前のカンペって大事ね。教訓。

6、フィッシング詐欺

去年の下旬に犯行を行い、大至急逮捕、4月に裁判、というフィッシング詐欺疑惑の事件を傍聴。まだまだあるんだね。手口なども分かり、周りに注意喚起しようと思います。すぐに捕まえてくれた警察ありがとう!がんばれ~。

7、お財布ドロボー事件

ふとしたもつれから、感情的になり相手ともみ合いケンカ、お財布を持ち去りポイントカードで買い物をしてしまう事件を傍聴。

刑事事件では、こんな風に「検証」「質問」していくんだなぁと。テレビみたい!弁護士・検察もシャキシャキとしたやり取りで、超カッコよかった!特にスーツの若い女性がカッコよかったわ!キャー~♪

8、空き巣事件

アラ還の再犯。求刑の回だったようで、「なぜ、この求刑をするのか」「情状酌量すべき理由」を交代で裁判長に主張。

検察側と弁護側とでは着目点が違い、なるほど勉強になったわ。それにしても、生活保護ってどういう利用方法がよいのかと考えてしまう。

スラスラと理路整然、感情もこもった主張同士。こういうのがいい!

9、本日の世間の話題となった裁判

今回は、「高須クリニック」が政治家さんを訴えた裁判(整理券配布あり)も行われていて、通りかかったわ。

本当は最高裁の未払賃金弁論を聞きに行くつもりだった、せっかく交通費かかるのだからと時間調整(交通費希薄化作戦)で入った東京地方裁判所で「法人税法違反疑惑」裁判があることを知ったので、最高裁の傍聴はやめといた。

新聞にも記載されていたので、案外抽選もれていたかもしれない。(定年退職後の再雇用。非正規社員への通勤費上限は差別とのこと)

関係ないけど、去年は紙台帳だった「本日の裁判事件一覧」はハイテク化、PCに移行していて(紙台帳もある)とっても見やすくなった!投資コストはなんぼやねん。

投稿者: 小野寺 美奈

税理士。相続診断士。FP。 川崎市・東京多摩地方を中心にした、地域密着・現場主義。 税務の記事はご自身で税法を確認されるか個別に有料相談に来てくださいね。