テレワークの限界・社会性と信頼について

2020.5.20 テレワークは便利でいいこともあるけど、限界もあるよね。信頼の累積という観点を重視していくべきね。

・接点が少ないと、ひとごとになる

私は都会育ちで賃貸暮らしなので、「帰属意識」が薄いの。わたしのまち!みたいな感覚が薄いんだよね~。

いま、私は税理士になって地域貢献的なものが求められている気になって(え、勝手に思ってるだけ?そんなぁ~!)なるほど、まちへの愛着ってこうやって生まれるんだな~と思っているところですわ。

なぜ、「わたしのまち」と思うようになったのかというと、①見慣れていることと②周りが親切にしてくれることと③自分が暮らすから。

自分が、住んでいる街の住民に迷惑をかけて嫌われると、住みにくいじゃん。近所の人と、こんにちは~って挨拶が普通にできる生活がイイ。だから、わたしは普通のルールを守って暮らす。

まちとの接点が少ないと、まちのルールに無頓着になると思う。ゴミの日を守らなくて近所に迷惑をかけていても、分からないまま。

・テレワークでは、相互信頼が必要

テレワークでは、これまで同じ職場で信頼構築をしてきた人と物理的に離れて仕事をしている今はいいけど、これが何年も続くと・・・・。工夫が必要になるでしょう。

人事異動などがあり、人材の入れ替わりがはじまると、テレワークには限界が出てくるケースが多いと思うわ。

なので、「事務所家賃が減るし、効率も下がらないからテレワーク」はちょっと安直な気がする。サテライトオフィスを作るなど、顔を合わせた方がいい

日本人は農耕民族なので、村社会の助け合い精神(相互監視)が安心するDNAがあると思うんだよね。

テレワークだと、PCを切ればその場から離れられるので、関係性が希薄になる。一緒にいる時間が少ない人は、いわば他人なので、社会性が乏しくなってしまう。

・社員の外注化、労働基準法の改正へ?

通勤しなくてもまわるのだったら、外注でいいんじゃない?ってなってしまうんでしょうね~。

ま、外注にしたところで、コロナ禍みたいなことが起こると、途端に「実態は従業員」といわれてしまうので、日本の労働基準法の終わりの始まりな気がします。

よく言われるように、現実的には解雇が難しい日本の労働環境と、解雇が容易で雇用の流動化が進んでいる外国と比べる意味がないよね。

従来のやり方に固執することもないのであるけど、新しいことを始めるときに問題は必ず出てくる。

目先の自分本位の理由だけで判断しない方がいいよ。「テレワークだと通勤時間が節約できるからいいや」や、「外注なら給料が上がるからいい」みたいな短絡的な理由だけではなく。もっと総合的に考えたいよね。

・信頼累積のためにも会いたい

信頼の構築はどれだけ相手のことを思いやってきたか、です。期間が長ければ長いほど、相手への愛着がうまれるよね。信用リスクを減らしたい。

こちら側のそれを汲み取れない人もたくさんいる。いつも自分本位の人と付き合うのはリスクです。

だからといって表面的にいい顔ばかりをすると、知らないうちに信頼毀損するよ。テレワークで、会議のときだけいい子ちゃんでいるだけだと、「単なる常識的な人」ってだけで本性不明のままでしょ。それってコワイじゃん。

相手との信頼累積のためには、相手との接点を増やすのがいい。

信頼するに値する相手かどうか、自分以外の人への接し方はどうか、誠意がある生き方をしているのか、をいつだって無意識に観察しあっていると思うんだよ。

だから、たまには長時間の普段の仕事ぶりを感じるのって、すごく意味があると思うんだよね。つまり、テレワークは対面と組み合わせるべきよ。

で。

わたしの個人的な話だけど。

テレワークだけで、それを判断できる自信がわたしにはないんだなぁ~。五感をフル活用して欠点も含めて相手のことを知りたいんです。

・・・私が税理士だからそう思うのかもしれないな。

投稿者: 小野寺 美奈

税理士。農業経営アドバイザー試験合格者。認定経営革新等支援機関。相続診断士。FP。 川崎市・東京多摩地方を中心にした、地域密着・現場主義。 税務の記事はご自身で税法を確認されるか個別に有料相談に来てくださいね。