不動産賃貸業は儲かる事業か

2020.7.31 不動産賃貸業は、今度どうなる?素人の個人的意見です。

不動産賃貸業は、土地を持っていないと一般的には成功が難しいのでは?と思います。

建物の建築資材が高騰していると聞いて。それってコストアップでしょ。

工事現場等の人材不足で労働力の安い外国人労働者が投入されていると聞いて。今後、後進国の人材確保が不安定と推測し、やはりコストアップなんじゃないかと。

外国人労働者だからといって、賃金を安くしていいのかという問題もあるよね。言葉の壁があるから、安全面の懸念もあり。(これは農業も同じ)

建物を建てるまでのコストアップがあっても、賃貸料でまかなえれば問題がない!不動産って、立地なり間取りなり品質なり、何らかの成功する勝因があるんだそうですよ。それは、私には分からないけど。

これから人口減少時代、不動産賃貸のニーズがどこまで、という疑問はよく耳にする話題ですよね~。

私は、コロナでテレワーク推進、都心の大きな事務所が不要になり、代わりに小さいサテライトオフィス需要が出てくる可能性が高いんじゃないかと予想!

もし、会社に資金力があれば、役員や主力社員のテレワーク用オフィス貸与もありえるので、スモールオフィスニーズってあるんじゃないかなと!(期待)

そのため、沿線沿いの急行が止まる街の小さめオフィスのニーズが増えるかもしれません♪

住宅街のワンルームが仕事部屋としてニーズが高まるかも。(わたしのオフィス程度の広さ)

会議室レンタルも可能性がありそうです。

立地の他、Wi-fi,プロジェクター関連、HDMI、ホワイトボードなどの環境設備、清掃状況が重要視されそう。入り口の鍵は今の時代はIDなんだって~。会議用ドリンクは小さい冷蔵庫に小さいペットボトルのお茶があれば重宝よね。もし、会議をしなくても、そこに人がいるなら、小さい冷蔵庫と清潔な洗面所は必要。

うちの近所では、居住用ワンルームは飽和状態なのかなと思います。ファミリータイプは退去率は低いのが魅力だけど、コストの割には儲からないかもね。

相続が増えると不動産売買が増えるため、安価での購入チャンスはあるけど、新しく建てるにはかけたコストと相場の賃貸料とが見合うかどうかの見極めは大事です。

新築時の賃貸料は高くても、時間の経過と共に新たな入居者からの賃貸料は下がっていく傾向はありえるのでは。10年ごと・15年ごとなど、一定期間に修繕費はかかるし・・・・。固定資産税もあるし。

土地を借入金で購入している場合には、土地の購入コストを建物の賃貸料利益で捻出しなければならず、資金繰りは楽ではないのが一般的。

リスクを言い出せばきりがないけど、不動産賃貸業はひと昔ほど儲かる事業ではなくなってきているように思います。

不動産賃貸業は、プロか、地主か、お金に余裕がある人には向いていると思いますが、一般サラリーマンがコツコツためた頭金と借入金で、老後資金形成のつもりで始めるにはリスクが高いと思います~。将来キャッシュフローをよく考えてからがいいと思いますー!

投稿者: 小野寺 美奈

税理士。農業経営アドバイザー試験合格者。認定経営革新等支援機関。相続診断士。FP。 川崎市・東京多摩地方を中心にした、地域密着・現場主義。 税務の記事はご自身で税法を確認されるか個別に有料相談に来てくださいね。