安保三文書の勉強会に参加してきました~

2023.4.14 弁護士さんが講師の、安保三文書の勉強会に参加してきました~。

2年前はカジノ、1年前は選択的夫婦別姓、今年は安保三文書。弁護士さんスゴイわ。

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近頃話題の、防衛費予算の急拡大で不安に思っていたわたし。

グットタイミングの勉強会に、WEB参加しました。とてもよかった!

安保、というと安保闘争を連想してしまい。あれって、庶民(学生)が民意を伝える手段だったようだけども。学生運動で大学生と警察が揉めあう場面と、あさま山荘事件で立てこもる場面が先に来てしまい、安保闘争という言葉の印象が良くありません・・・・。デモとテロの違いで混乱します。

安保かぁ、そういえば学校で習ったし大事なことなのは分かってるけどちゃんと説明は出来ない、なレベルな私。(私みたいな人はきっと多いに違いない)

今回の研修では、安全保障について詳しい弁護士さんが、安全保障について分かりやすく説明してくれました~。

今回の研修では、「安保三文書とは何か」なわけで、国際情勢上なにが正解なのかという答えはないです。

「国家安全保障戦略」「国家防衛戦略」「防衛力整備計画」で、「安保3文書」と呼ばれている。

講師の弁護士先生の分析を私は同調しながら聞きました。

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私は防衛費を増やす法案について、「近年の国際情勢上(ウクライナ・台湾有事)の観点から、アメリカの軍事費が足りなくて資金調達のために日本の防衛費を増やそうという話では?」と思っていた。そんなに的外れではなかったように感じました。

そういえば、湾岸戦争の時だったかな、集団的自衛権という言葉をよく聞いたことを思い出した。理解が浅かったけれど、今回の研修でうっすら分かった気がしました。(理解できているのか不明だけど)

中国から飛行船が飛んできたり、北朝鮮と中国がミサイルを飛ばす実験をしたり、そういうニュースを聞くと「日本の安全保障のためには、防衛費を増やすのは仕方ない」という考えはあると思います。

私は、防衛費を増やすことが周りの国の緊張を高める危険性=やられる前にやっとこう、の発想を恐れる派なので、備えにも限度があると思います。

じゃあ、国防上なにをどうすればいいのかと言われると、分からないのだけど・・・・。安全を金で買うのはいいけど、そのお金が巡り巡ってロシア・ウクライナ戦争を長期化させたりはして欲しくないと思うのです。

結局のところ感情論かもしれない。この違和感は「ここまでならセーフ」と自分が思っているラインを越えたんだと思う。武器への支払いがとにかくイヤ。誰かを傷つけるためにお金を使われるのがイヤ。(と思うけど、考えたり選挙時に投票に行くだけで、集会のようなものに参加したりはしない)

見返りがなくアメリカが日本を守ってくれるとは思わないし、地形的に日本がどこに支配されるかによって世界情勢は変わるわけですから、慎重な対応が必要だと思います。

今回の研修で、大事なことを腰を据えて勉強できてよかったと思う。私ら庶民は、ただ見てるしかないのね。スルっと決まっちゃうんだから。

仮に増税でも必要なものであれば私は構わないのだけど、国の向かう方向に多くの国民が納得しているのかなと疑問に思う時ある。

「危機に備えましょうね!」と言われれば「そうですね」しかないんだけど、危機への備え方が攻撃力のマウントのみになってしまうと疲弊するだけな気がするのです。

対話を続けて、日本は攻撃する気持ちがないことを伝え続けてほしいです。

世論が報道に煽られて変な暴走をしないでほしいと願う。。。

など、真面目に考えました!とても意義のある勉強会だったと思う。横浜のおともだちに感謝ね。

投稿者: 小野寺 美奈

税理士。農業経営アドバイザー試験合格者。認定経営革新等支援機関。相続診断士。FP。 川崎市・東京多摩地方を中心にした、地域密着・現場主義。 税務の記事はご自身で税法を確認されるか個別に有料相談に来てくださいね。