トランプ関税で思ったこと

2025.4.13 現在のアメリカの大統領は、第47代のトランプさんです。2025年1月20日に就任されたそうです。

相互関税を始めて、輸出入をはじめ世界経済が混乱すると騒ぎが始まりました。私にはまだ利害が発生していないので、気楽に思ったことを日記に書きます~。

4月9日に発動したトランプ関税で株価は乱高下しました~。NISA、イデコ、長期保有目的の投資は気にしない方がいいと思いますヨ。

・トランプ関税でアメリカ国内需要を高めたい

関税を計算することはなく私は知識が浅くて。

アメリカが日本に24%の関税をかけると、たとえば、日本業者から100円を輸出したら、アメリカで引き取る業者は100円を日本業者に支払い、関税24円をアメリカ国に支払う。だから、アメリカ業者は124円の仕入れ値になる。

アメリカ業者が、アメリカ国内で仕入れることができれば、関税24円は必要が無いので、日本から輸入するよりもアメリカ国内で自国調達しようと考える。

これを狙ったのがトランプ関税だという程度の私の理解です。

国内需要を高めれば、失業率が下がるとか不法移民政策の一環なのか、まぁ外国の事はあんまり分からないんだけど。

始めてみたら、材料の多くを輸入に頼っていて、自国内調達が難しい。だからトランプ関税は続かないだろうという意見もあって。

時期尚早だったといえるのか、そもそも自国内調達という発想にそぐわないのか分かりませんが、

日本の報道の場合、トランプ関税を嫌がる人たち目線の報道なので、傾斜があると思うけど、国内の多数派の意見を知っておくことは大事ね~。

・牛肉オレンジ問題 自国経済を護る

牛肉オレンジ自由化、というニュースを思い出しましたわ。ちょっと調べてみたら、輸入枠を決めていた日本ですが、アメリカに言われて輸入枠を撤廃した、というニュースでした。

日本国内に安い外国製の牛肉・オレンジが入ってきたら、日本の消費者は安いアメリカ牛とアメリカのオレンジを買うから、日本の農作物が選ばれなくなる。だから、輸入枠を決めておいて、自国の農家を護る政策をしていた。色んな要因があったのか分からないけど、結局輸入枠はなくなり、自由化したそうですが。

自国の経済を一番に護るのは当然なのでは。

・周りに配慮して信用を得る

自分の国だけで世界が成り立っているわけではないので、ある程度の配慮を見せることって戦略上、大事ですよね~。

自分の事ばっかり考えてる人って、信用されないですもんね。

「あなたへの配慮は私のメリットでもあります」、という相互利益が発生する取引が信用できるし長続きすると思うのです。

東京都の都知事だって、都民に還元して東京都のお金を減らせば他の道府県や国に取り上げられないからと予算遣いしていたと思われそうな金遣いだったりして。

本店が東京都に集中しているから・仕事が東京に集中しているから税収が東京都に集まる構造なのに、地方に対する配慮が足りないのは好感度が下がるなと思うわね。

地方があるから都会があるんだよby田中正造関連のドラマ。

・株価の乱高下

株価が下がってるとニュースで見て!

私の塩漬け(高い時に買っていまさら売るに売れなくなった株式)の株式を買い増ししようかな!と企みましたが、全然塩漬けだった・・・。

この数年、ちょっと保有の株式の存在すら忘れていました。一時的に下がると気分が落ち着かなくなります・・・・。わたしは。リーマンショックの頃は、アプリとかほぼなかったのだけど、みんなアプリで損益を見てるのね!(゚д゚)!

わたし、日経平均が1万円くらいの時を知っているので、3万円?ハハハな株式の浦島太郎状態でした。

ま、株価は戻りますよ。と、信じる。

NISAやイデコで新しいお金が株式市場に出回っているから日経平均が高いと思っていました。

NISAは金額が限定されるけど、お金持ちの節税対策や一般庶民のへそくり代わりに使われているのかと思ってます。そんなに普及しない感じ。

イデコは一人1つで毎月積み立てていく投資、60歳以上のどこかのタイミングで引き出されるわけ仕組み、そして人口は減っていく。

イデコは、半数超だったかな外国株式・外国債券で運用が支持されていると知りました。意外だった!

・中国とのバトル笑

アメリカが中国への追加関税を発表したところ、中国が過剰反応して同率の追加関税を発表、トランプさんがもっと追加関税をしたら中国ももっと追加関税をするという、報道があってです。

ニュースアナウンサーって無表情な面持ちで報道するって大事なのだけど、私は一人で笑ってしまいました(≧▽≦)

小学生のケンカか(≧▽≦)

一石を投じるきっかけになっちゃったけど、オオゴトにしないで終わりたいですね。

内心は、アツくなっちゃってごめんね☆で仲直りしてほしい。。。わたしら日本は、両国の間に挟まれた隣国なので、ガチのケンカはやめてね。

日本はアメリカの同盟国だけど、なんだかんだ、中国とも仲良くやってんの。

・相互関税は90日間の猶予へ

相互関税を発表した後、文句は言うけどほとんどの国はケンカはしなかった。

相互関税は90日間は猶予することにしたのでした。外国からの申し入れもあったと思うけど、米国内からの反応が大きかったと思います。

トランプ関税をヤメたのではないので、不安定な要素にまだ注目が集まりそうです。

あ、そうだ。日本の相互関税、日本は46%相当の関税的なものがあるからとアメリカは言ってるみたいだけど、60国との取引の中で日本だけ綿密に調べてるわけないので。

日本の消費税は貿易に関係ないし、日本国内の規制に合わせるためのコストとか、とりあえず言っただけって感じね。ブレーンが付いてて、他国の条件と合わせたんだと思いました。

どこ国も、たくさんの国と付き合いがあるのだから、日本の事情をなんでも理解してもらう必要なんてないし。

過剰反応するべきではないと思いました。

わたしの利害が生じないから、こんな反応で済んでいるのはありますけど。死活問題の方もいるでしょうね。

アメリカ、あんまり強気だと支配的に思えて来ちゃうから、周りの事も考えてほどほどにお願いね♡

投稿者: 小野寺 美奈

税理士。農業経営アドバイザー試験合格者。認定経営革新等支援機関。相続診断士。FP。 川崎市・東京多摩地方を中心にした、地域密着・現場主義。 税務の記事はご自身で税法を確認されるか個別に有料相談に来てくださいね。