相談診断士の受験勉強 後半

相続診断士という民間試験があるので、受けてみることにした!後半

・相続税法を学ぶ

相続診断士 テキスト

後半のDVDは3時間。前半は2時間だったじゃないかぁ…
とはいっても、後半は多くを税法が占めるよ。FP2級よりもう少し深く勉強する感じだけど、相続税受験経験者にとっては知識の再確認程度。
相続税の算出方法、税額控除、小規模宅地など。
贈与税はボチボチって感じ。相続時精算課税はざっくり、住宅取得等資金の非課税、教育資金結婚資金の非課税は、各自読んでおいてね、とのこと。

この辺りは、あんまり詳しく学ぶとかえって民間資格としてはよくないから、スルーが正解かもね。ちゃんと制度を理解しないで勧めると問題になるし、だいたいそれは税理士法に抵触したりする。

相続税といえば、相続財産の課税価格が大事だけど、相続診断士さんは相続税申告書を作らないので、そんなに詳しくやらないね。ただ、不動産については結構講義時間をとってたよ。

・士業の国境については分からず

特に、今回の後半の受講で超期待をしていたのは、士業同士の国境線だった!

もっと詳しく事例をあげて、「この言葉が出てきたら弁護士!このケースは司法書士!この場合には行政書士!」としっかりナワバリを教えてもらえるかと期待したのだけど、結構曖昧だった。ちょっとガッカリ。

もうちょっと気軽に士業に依頼できるといいんだけどね。提携しあっているツーカーの先生に依頼するのが士業同士としては各分野の効果が最大になるし仕事が早いんだけど、お客さんはそれぞれ、自分で弁護士税理士を選びたいよねぇ・・・士業同士ってそれぞれ専門性やノウハウが違うから、あんまり意見が合わないんだよねぇ。それでこその士業でもあるんだけど。

他士業を紹介して、高い!バックマージンとってる!みたいに思われると心外だもん。結局やっぱり、法律的な効果とか、トータルの納税額とかより、ご本人が納得することが一番大事だよ。

・相続診断士を受講してよかった

税理士には専門性があるので、相続やらずに独立する先生も多い。(私はそれが怖くて相続税ができる事務所で働いた)
相続診断士の検定を受けて、さらりと制度の勉強する分には丁度いいかんじ。税理士試験の相続税の受講だと、172時間以上あるし、詳しすぎ。
相続診断士なら、倍速で3時間半くらいを集中して視聴するから負担感少ない。網羅的に勉強しておけば、研修参加で力になる。一応、名刺にも書ける。
受験料37,800円のほか、毎年20000円ほどの更新料がかかるので、相続税の営業実績によっては更新をやめちゃうかもしれないな。

相続診断士自体は、専門家への橋渡しが仕事なので、この資格をとってヒアリングで報酬をもらうというより、不動産ブローカーや保険外交員が本業のために取得するにはいい民間資格という感じがする。

勉強することは大事だよ。楽しいもん。

今回受講した税法については、受講しながらスピンオフ思考に陥り、「これってどうだったっけ」「この場合には特別な課税関係がなかったっけ」など、色々思いついて面白かった。それらについては長くなるので各記事で綴っていく予定!

投稿者: 小野寺 美奈

税理士。相続診断士。FP。 川崎市・東京多摩地方を中心にした、地域密着・現場主義。 税務の記事はご自身で税法を確認されるか個別に有料相談に来てくださいね。