2026.7.3 福島県の三春町に行ってきました~。南武線の府中本町の駅にガイドブックがあったことが縁で行きました。三春旅の個別レポです。
三春町のまちの経済、インフラ・流通についてつらつらと記しておきます。
・三春町はリッチだったのかしら
明治時代に劇場って、鉱山があるようなお金持ちの地域だけにあったのかと思ってたけど!三春町ってリッチだったのかしら?独自に考えてみます。
(技術革新してコスト安で楽しめる方に傾いて行ったのかもしれない)
日本三大桜 三春の滝桜
日本には三大桜と言われる名所があり。福島県三春の三春滝桜はその1つ。(あとの2つは山梨県と岐阜県だそうです)
へー!
滝桜以外にも、三春町にはたくさんの桜があるそう。臨時バスも出るし、交通規制もかかるほど、大人気なのでしょうね~。
感動したというレポも見かけました。
郡山で寄った、柏屋の薄皮まんじゅう(日本三大まんじゅう)のパッケージにも使われていたことを知りました。(期間限定かな)
三春駒(馬)
田村地方がなのか三春町はなのか、馬の産地で有名だったようです。三春城の三代藩主の秋田輝季の時代(1679~)から三春の馬が幕府に献上されたそう。
三春駒と呼ばれる名馬だったようです。坂上田村麻呂ゆかりの木馬といわれ、三春駒は子育木馬として大事にされ、現在は伝統工芸品にもなってます。カワイイです。
三春藩は、栗原新田開発の農業政策の他に、
幕府への献上をして三春駒をアピール、販路拡大になった、という説明があります。
江戸時代の三春の馬は、生まれたオスは三春藩の所有になり。。。メスは持ち主の所有になったそう。なので、自分のところで生まれたのにオスは借り物扱いになったそうです。(そして世話は自分がやるんだろうけど、使用料は取らなかったみたいです)悪くもない制度だったと書かれていた気がしました。そうなのかな。
日清・日露戦争では軍馬の名声を得て、福島や郡山の競馬場では競馬馬として三春駒が活躍していた、と購入した「三春の歴史」の資料に書いてあります。
三春の馬は自慢で、三春駒のかわいいキャラクターの他、
室町時代の画僧の雪村さんという画家が描いた馬の絵「奔馬図」をあちこちで見かけました。雪村さんは小田原の北条氏政の帰依僧とも言われたようですが、1577年頃には三春町で暮らしていたそうです。
三春町の城下町
三春町は三春城(1504年~明治の廃城令まで)があったし、廃藩置県で「三春県」になったくらいだから(数か月だけど)、栄えているまちであったと思います。
三春郵便局・銀行・電話
三春郵便局にゆうゆう窓口があるくらいだから歴史があるのでは。
インターネット検索してみると、三春郵便局の前身は1872年(明治5年)に三春郵便取扱所として開設されたようで、1872年当時は全国に郵便取扱所は1156箇所あったそう。2026年は全国で郵便局は23,705箇所あるそうです。
1878年(M11)第93国立銀行があり、昭和恐慌で消滅。
1909年に三春町に電話架設。
郡山に近い立地・流通
伝馬・宿駅制度が1872(M5)に終わった後、国道県道が整備され、郡山駅と三春中町間の馬車鉄道があったそうです。
もともと城下町の三春町、廃城後に鄙びなかったみたいです。
郡山が近く、大正時代以降は消費都市たる郡山向けの農作物が売れたようです。生糸、タバコの名産だったようです。儲かったんだろうな~。
民俗資料館では江戸時代の職人や養蚕の展示が多かった印象です。
明治時代の三春町、建物がびっちり建ってる写真が「三春の歴史」に載ってます。
廃城後は三春町単独の経済だけでなく、郡山への農作物をはじめ都会の人々への消費を支え、三春駒を代表として町外からの需要を掴んだのは大きかったんだなぁ、と思いました。
三春町も被災
今回、訪れた三春町は城があった歴史ある町でありながら、新しい道、新しめの建物が多かった印象です。”昭和時代の観光地のサビれ感”はあんまりなかったです。
ところで、2011年に発生した東日本大震災では、三春町は福島の”中通り”に該当し、震度5を観測、避難者を2000人受け入れましたが受け入れきれずに郡山市に応援要請をしたそう。福島第一原発から三春町の一番近い場所で20kmちょいくらいなのかしら。
あれから15年が経ちました。私は2011年当時、テレビ越しに恐怖を感じていた毎日でしたが、避難を余儀なくされた・原発のことで、私なんかよりもっと恐怖を感じていた方々がたくさんいたことを思い出しました。
三春町も放射線物質の被害をうけた、とありました。私は福島原発の電気の恩恵を受けて育ってきて、地震で特に東北で被災された方々がたくさんいた。東日本大震災の復興のための復興税が始まりました。わたしなんか、ちょっとしか負担してないけど、、、金額の問題じゃないよ。有効に使われていると信じてます。
私は訪問前は東日本大震災と三春町はまったく結びついていなくて、
楽しく歴史ある三春のまちを楽しみ、病気でもないのにラジウム温泉の湯治施設に泊まってきました。
ありがとう、三春町!




