消費税増税への備え

消費税の10%増税によってどのくらい影響があるか?を考える。テレワークで危機回避!

・年間72,000円の増税も

低所得者層、年収160万円の人は、消費税増税によって年間21,733円の税負担が増えるよ。軽減税率制度があっても、増税なので、しっかり備えよう。(130,000-食料32,200)×12カ月分の消費税2%増税部分=21,733円/年間

といっても、キチキチで生活している人は余裕がないので切り詰める余白がないよね。私、終わったな。

年収1000万円の人は、消費税増税によって年間72,000円の税負担が増えるよ。

(390,000-食料66,000)×12カ月分の消費税2%増税部分=72,000円/年間

こちらも大変だよねぇ…。

金額の根拠はこちらから (過去記事)タックスミックス負担率 → https://mina-office.com/2017/08/30/tax-mix/

・どこを削ればよいの

結論から言うと、削るところなどない。

特に低所得者層は、削るところがないよね。たばこやめたら丁度消費税増税分なんとかなるけど。楽しみも大事だよね。

どうせ、増税の最初だけで、続かない節約生活なんか意味ないよ。

ということで、稼ごう!収入を増やすことを考えよう!

バイトできたらいいな、と思うの。

・テレワークという在宅バイト

・ネーミングも制度もいまいち

テレワークという名前は、聞きなれないみたいだけど、要するに内職的なものだよね。自宅で育児や家事や介護しながら働く。

ところでこれって、時給換算できないよね。どうやって給与や報酬を決めるの?そもそも、給与と外注ってどう違うの。税務の不利益があるんでしょう、という質問には、一言で語れないんだよね。

なんか怪しそう・・・。という印象もあるかもね。ネーミングがしょうもない。

これ、もうすぐ時代が追いつくから!

テレワーク税務の仕事、来るかしらん? テレワークの詳細 総務省HP → http://www.soumu.go.jp/main_sosiki/joho_tsusin/telework/18028_01.html

・副業できたらいいよね

現状だと、依頼する側も働く側も、もやっとしたままじゃない。もともと働いてて在宅切り替えならいいけど、「どーも初めまして、消費税増税で生活苦しいからバイトしますけど、普段は正社員なのでちょっとだけ仕事ください。」的な人もテレワークできるようにしたいじゃん。

それにはどうしたらいいかな。

副業禁止の壁を超えることも大事。マイナンバーでは副業はバレないけど住民税でバレることあるし、そもそも禁止ならダメでしょ。

同業へのバイトは、問題になることもある。

・税務関連が足かせに

給与と外注の所得方式の違いも大事。これは税理士業界でプチ議論していることもある。

けど、給与と外注が同じ所得になる可能性はまだまだないね。社会保険との絡みもあるから、簡単ではない。

テレワーク(在宅勤務)は、税務関連で足を引っ張られている部分もあるんだよ。なんとかしなきゃだけど、ちょっと一筋縄ではいかない事情があるんだよね。バイトでテレワーク程度の収入だと、専門家に相談する費用もないじゃん。

企業も個人も、テレワークの問題点はこれから出てくるので様子見なのでしょう。もうひと押し。

数時間だけの隙間時間で出来ることもどんどん増えていくんじゃない。

テレワーク税務の仕事、来るかしらん?→ テレワークについては総務省の「テレワークマネージャー派遣事業」H30.3までhttp://www.soumu.go.jp/menu_news/s-news/01ryutsu02_02000182.html

・広げよう、個人事業主の輪

責任問題などがあって、ハードルが高い事業主。自由度が高いけど、仕事を切られやすくなったりもするので、労働者意識から離脱しないと温度差で風邪ひく感じがする。

だけどさ、バイトなら?副業で事業主ならいいんじゃない。仕事から帰宅して数時間だけPC上で作業を手伝ってあげるとか。内職をウェブで済ますみたいな感じ。

といっても、どこから仕事受注するんだという問題があるよね。副業ゆえのダンピングが始まっちゃって、ランサーズとか見てると悲惨な感じもするけど…。それでも、「やります」と挙手しないと、チャンスは来ないんだよ。

私は、税理士開業したから個人事業主になったけど、普通ならやはり事業主はやらないよ。なんか見えないプレッシャーがあるもんね。

行政側は個人事業主を歓迎している。川崎市も、開業を応援しているよ。予算も組んでいる。川崎市が応援する起業セミナーや専門家のワンデイコンサルなどもある。

自分には能力がないからとか、年取ってるからとか、否定する要素はいくらでもあるけど、自分で切り拓くワクワクを感じるだけでも楽しいじゃない。妄想だけならタダ。妄想が金になることもあるんだよ。

景気など、単なるワクワク感だからね。座敷ワラシみたいなもん。信じる人にだけ見えるんだよ、好景気というものは。

・その他の副収入

不用品を売りますで稼ぐお金(メルカリとか)は、1回きりなので増税への備えではないね。

株式その他の投資もいいけど、増税への備えとは言えない。収入が担保されないから。貯金がある人は、株式はオススメ!楽しいよ。

アフィリエイトは向く人にはいいみたいね。思うほど簡単ではないよ。楽しいけど。

不動産投資は慎重になるべき。

副業は、セミナー商法のお客様になってしまい、稼げないということがないように、セミナー投資コストはあらかじめ決めておこう!行政が主催している無料セミナーなどは、営業などがないので気楽に受けても大丈夫。

・ハイボール理論

友達の税理士が、面白いこと言ったの。

「あのネ、軽減税率なんてやらなくていいの。軽減税率レジは前向きな設備投資ではないから、事業主の負担が重くなる。だから、軽減税率やめて景気対策にもっと予算を入れて経済が上向きになれば、事業主が従業員の給料を上げるじゃん。その方がみんなハッピーなんだヨ。ハイボールお替わり。」

こうでないとさ。こういう前向き発想って大事だよね。

文句ばっかり言ってもしょうがない。みんなで頑張ろう!おーっ!

投稿者: 小野寺 美奈

税理士。農業経営アドバイザー試験合格者。認定経営革新等支援機関。相続診断士。FP。 川崎市・東京多摩地方を中心にした、地域密着・現場主義。 税務の記事はご自身で税法を確認されるか個別に有料相談に来てくださいね。