2022.12.21 東京地方裁判所へ、裁判傍聴してきましたぁ～。（農水省の食堂で有機農作物を多用した食堂の視察と、打ち合わせの時間調整で）
偶然、税務裁判の新件があったので傍聴。
脱税事件、1人の社長が複数会社を設立し（解散し）、偽装外注費を計上して所得圧縮。3年ほどで法人税・地方法人税の脱税額累計6600万円ほど。
（消費税は言及無かった。設立と解散を繰り返し、免税事業者？）
関与税理士からの報告を受けた後、利益がちょい赤字になるように偽装外注費を計上して再度経費の数字を提出していた模様。税理士の配偶者も巻き込んでいたようで、関与税理士･･･。
なんでバレないと思ったんだろう？儲けが出て、脱税したお金は社長個人で投資資金にしていたと･････。
反面調査で証拠はバッチリ。税務署・検察、お疲れ様。動きが速いと感じた。イイね！
みんな、イヤだなと思っても正しく納税しているのに、きちんとしている納税者への裏切り行為。許せない。
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傍聴は途中入室も出来るけど、私は時間より少し早めに部屋に入室。傍聴人は10人以上いました。
向かって左側の検察側は資料を広げ準備ばっちり、怖そうな男性二人。そういえば、さっき廊下で内緒話してた二人だわ。内緒話が僅かも聞こえないのすごい気遣いだなとか思っていたら、検察の人だったのね。
中央の裁判長も、時間の少し前に入廷し、資料の準備をしていた。
右側の弁護側は、ベテラン60代くらいの弁護士と、アシスタントらしき若い男性。この若い男性、今どきの若者風でノーネクタイ・ノージャケット。イベント会場の設置スタッフみたいな感じかな。
定刻の少し前になって、弁護側と裁判長が何か少し話していて、どうやら被告（脱税疑惑がある方）が来ていないらしい。
以前、傍聴した他の脱税事件でも、被告が出廷をすっぽかしたことがあって。世の中を舐めてますわね。
弁護側のベテラン弁護士が傍聴席に移動し････。あれ？弁護士なしなの？と思ったらアシスタントの若い男性が弁護士だったという！
弁護士さんはジャケットくらいは着ればいいのに････。印象操作も仕事のうちな気がしますが････。
数分遅刻し、被告人が出廷。ノーマスク。
裁判所の建物にノーマスクで入れた？？歩いてきたの？？
裁判長がマスク装着を求め、なんとマスク持参もしておらず裁判所からマスクをもらうという････。
裁判所の建物内のルールでマスク装着なのだから、従うものでしょ。
税金もイヤでもルールだから守らなくちゃいけないの。
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裁判の開始、
検察側が事件の概要を説明する。裁判長は、被告に黙秘権があることを説明。被告は罪を認めた。
若い弁護士さんは独自のプランがあるのか濁していたけど、何か「次回、当日にアッと言わせたい」みたいな仕掛けを用意しているようだった。裁判長や検察に、「準備があるからプランは前もって言って（このあたりでしょ）」と言われてしまうという････。どんまい。
罪を認めているし罪の軽減などないだろうから、若手弁護士さんの練習なのかもね？
脱税して、手錠もないし堂々とノーマスクで出廷に遅刻できるくらい自由なのってどうなんだろう。（まだ罪は確定していないけど）
反省の色が見られず････。印象が悪い。
（ちなみに、最初から印象指導を行っているのか、入廷時の態度から反省の色を前面に出すケースもありました。弁護士は若いのに有能そうだった。）
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この後、別の刑事事件を傍聴。横領事件。
被告は手錠につながれて刑務官に挟まれて出廷してた。彼もまだ罪は確定していないけど、さっきの脱税事件の人はあんなに自由でオシャレして来てたのに対し、目の前の横領事件の容疑者（30代くらい）は、留置所からスウェットで、裁判所で何時間も待たされて出廷している。不公平を感じる。
ちなみに、横領事件の弁護側の弁護士はアゴマスクで話していて、裁判長は注意もせず。弁護士さんさ、せめて自分が発言する時は口も鼻も覆ってマスクしなさいよ。。。不安になる人がいるんだから･･･。
横領事件は、裁判所・検察・弁護士の都合がつかないので次の裁判日程が1月下旬になり、被告はそれまで1か月留置所生活になりました。
横領事件は早く決めてあげて欲しい。不利にならないように一定の時間は必要だけど、本人は認めていた。弁護士が「良かれと思い、ないかもしれない証拠探すテイ」で時間を延ばしたりしないで、早く刑務所へ。裁判所が混んでいます。
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私は素人なので、今回の脱税事件は実刑でしょ！行ったことの内容がずさんすぎる。反省の態度がみえないし、このまま舐めた態度なら、きっと再犯するように思う。
（前回の銀座の脱税事件は脱税と言えるのか微妙だったのに実刑だった）
脱税なら自宅でのんびりできるのかしら。脱税は国民に対する裏切り行為で重罪でしょ。なのに勾留がない・勾留期間が短いのは不公平だなと思う。
