梨のお薬散布車・赤もぐら号

2019.12.21 とうとう出会いました!ときめきの農機具シリーズ。梨のお薬を噴射する車です。赤くてずんぐり。もぐらみたいなので、赤もぐら号、と名付けました(私が)。

正式名称はステレオスプレーヤ。丸山製作所の製品で、300万円位かしらん?農家さん曰く、「高いんだよ~」確かに。なお、耐用年数は6年だったと思いますので、毎年の減価償却費は50万ほどとなります。てか、年季はいってる感じがステキ

丸山製作所HPより → http://www.maruyama.co.jp/products/09/index.html

中野島駅前、中安果樹園へ。夫とふたりぼっち野菜の自販機の取材、と行ってみたら赤もぐら号がデン!といたわけですよ~。なんてカワイイの。(夫、もっている。)

ときめきの赤もぐら号。

梨の薬噴射は、近隣住民に迷惑がかからないように早朝に出動です。1週間ごと、数カ月は稼働するみたい。

だから、一般ピープルが寝ている間にしか動かないのです。間近で見たいよう、動いているところを見たいよう、乗りたいよう、と願っていたところ、サンタクロースがフライングしてくれたみたいです。

フライングサンタ、ありがとーう!♡

せっかちさんの私には、せっかちサンタがつくのですね。

運転席をジロジロ見ますと、MTだね。

なにやら、ギアのにウサギとカメのマークがある!ワハハおもしろい。

2人乗り、って感じじゃないわね。ちゃんとサイドミラーもあります。

お薬の噴射は、もぐらの腰あたりから。ライオンのタテガミよろしく、白いポチからぶっしゃぁぁぁ~と出るんでしょうね!

このポチ部分がくるくる回ってブッシャアァァァ~です。 なお、「丸山」は農機具製造等で東証一部上場会社です。

下から上に向かって噴射する。

これから、VRジョイント方式になってしまうのであるが、それも対応できるとアグリビジネスフェアで聞きました。

梨は、伝統的な棚田方式で、それぞれ1本ずつの梨の樹の個性尊重をしていましたが、梨の樹が年を取ったので世代交代の時期なのです。

次世代の梨の樹は、手を繋いでみんなが同じ味になるような仕組みにしてしまうVRジョイント方式が好感されている・・・・のか農業技術支援センターからのお達しなのか分かりませんが、徐々にVRジョイント方式になりつつある、梨の樹。

つまんないなー。

という気持ちがすべてどっかに行ってしまい、わたしはただ、赤もぐら車をまじまじと眺めて幸せな気分になりましたわ。

赤いもぐら車 ステレオスプレーヤ

かわいい・・・・。乗りたい・・・・。

今回は、ときめきの農機具シリーズ。前回のお茶農家さんから引き続き第2回目でした。

第3回目も楽しみ~♪

投稿者: 小野寺 美奈

税理士。農業経営アドバイザー試験合格者。認定経営革新等支援機関。相続診断士。FP。 川崎市・東京多摩地方を中心にした、地域密着・現場主義。 税務の記事はご自身で税法を確認されるか個別に有料相談に来てくださいね。