グ妹のためのインボイス@フリーランス編

2021.10.21 グ妹からの挑戦状。消費税のインボイス制度について。

グ妹「姉!消費税が大変になると聞いた!なんとかして」

わたし「わかった!任しとけ!」

グ妹は売上げが毎年1000万円以下の免税事業者なのでビビっている。どうやら、消費税が納税出来ずに苦しんでいるというネットニュースを見たらしいですわ。

ネットニュースの影響力すごいな~。私も最初はなんでも信じたものよ。若さよ。

グ妹「会社と継続取引しているんだけど、消費税どうしよう」

わたし「ピンチな。令和5年10月からインボイス制度はじまるからね。覚悟を決めなよ。グ妹の場合、消費税分はこれまでと同じように請求にオンして、簡易課税選べば、損しないよ。」

グ妹「消費税を納税したくないでござる」

ござるな~。納税など、慣れでござる。

令和5年3月までに覚悟を決めて、「適格請求書発行時業者になりますわ」と税務署に書類を出す。一緒に簡易課税も選ぶ。そこまではネーチャンが手伝っちゃる。

令和5年10月の仕事分(11月上旬に渡す分)から、取引先の会社に渡す請求書に、適格事業者の番号を書く。令和6年3月に、請求した消費税の半分を納税資金確保で、お金は取っておく。グ妹がやることは以上だ!

グ妹「請求書はひな形が決まってるから、適格事業者番号を追記できない~」

わたし「じゃ、継続取引先の会社に、”自分の適格事業者番号はT○○○~でござい”という書類を送ればオッケーにはなっているよ。経理の顔色を伺いながらね。」

グ妹「これまで請求書をメール添付してたんだけど、紙で送ってもらうかもと言われた」

あ~。電子帳簿保存法の影響がグ妹にも!

わたし「じゃ、適格事業者番号のゴム印を購入して押せば簡単」

グ妹「わたしはそういうことを言いたいのではない!」

(゚Д゚) どうした、グ妹!

グ妹「消費税分のお金は生活費に使っている!。゚(゚´Д`゚)゚。」

わたし「それは既得権益であるから、どうにかガンバレ」

投稿者: 小野寺 美奈

税理士。農業経営アドバイザー試験合格者。認定経営革新等支援機関。相続診断士。FP。 川崎市・東京多摩地方を中心にした、地域密着・現場主義。 税務の記事はご自身で税法を確認されるか個別に有料相談に来てくださいね。